トリノ、24時からの恋人たち

イタリアから映画への愛を込めて。まるでタイプの違う3人の男女が出会い、その人生が交錯していく

イタリア、トリノの映画博物館(モーレ)の小部屋に住みながら、夜警を続ける映画好きのマルティーノ。バスター・キートンの映画セットを思わせる内装のなかで暮らす彼の隣にあるのは、フィルムとカメラ。常に一人のマルティーノだったが、ハンバーガーショップで働くアマンダにひそかに恋していた。ある日、折り合いの悪い店長についに切れてしまったアマンダが、モーレに逃げ込んできた。マルティーノは現実の世界の喜びを知り、アマンダとその恋人アンジェロの日常も変化し始める。

解説

イタリア本国で、「もうひとつの『ニュー・シネマ・パラダイス』の誕生だ」と絶賛された佳作。イタリア映画発祥の地であるトリノを舞台に、全く性格の違う男女が繰り広げるストーリーには、フランソワ・トリュフォーの『突然炎のごとく』をはじめとした名作が引用され、映画へのオマージュが捧げられている。繊細なマルティーノと力強いアンジェロ。2人の男性に惹かれるヒロイン、アマンダを印象的に演じたフランチェスカ・イナウディは、これが映画デビュー作。いつしか独特の世界に引き込んでいく夜のモーレが魅力的で、作り手の映画への愛情を感じさせる。イタリア映画祭2005では、『真夜中を過ぎて』のタイトルで上映された。2004年ベルリン国際映画祭プレス賞受賞作品。

2006年9月2日よりBunkamura ル・シネマにて

  • 配給
  • クレストインターナショナル
  • 製作国
  • イタリア(2004)
  • ジャンル
  • ラブ・ストーリー 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:ダヴィデ・フェラーリオ
    出演:ジョルジョ・パソッティ/フランチェスカ・イナウディ/ファビオ・トロイアーノ

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