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有頂天時代(1936)

ラッキー・ガーネットはポップ一座の舞台で踊り手をしていたが、許嫁のマーガレットと結婚することになった。ところがダイス遊びに夢中になって結婚式の時間に遅れたため、マーガレットの父親は腹を立てて貯金が2万5千ドルできるまで結婚を許さぬと言い出したので、ラッキーは再びニューヨークにやって来た。そして彼は舞踊学校の教師ペニイと知り合いになり、素人のふりをして彼女の許に弟子入りした。彼は故意に不器用で物覚えの悪いふりをしたのでペニイは彼を叱り飛ばしたが、この事が原因となって校長ゴードンは彼女を首にした。するとラッキーは、彼女に習った踊りだと言って素晴らしい踊りを見せたので、ゴードンは驚き喜んで2人をチームとしてナイトクラブに出演させることにした。ポップも同じ学校に弟子入りしていて、彼が原因で受付けのメーベルが首になる。ポップは彼の舞台衣を買いに出たが、その金を賭博ですってしまう。その代わり夜会服を着た酔いどれ紳士を連れて来たので、ラッキーは賭をして服を巻き上げようとする。ところが勝負は紳士の勝ちとなって、ラッキーは裸にされてしまう。このため出演は延期となり、彼はペニイに絶交を宣言されたが、メーベルの取りなしで仲直りする。すると今度はクラブの持ち主シムプスンがインチキ師レイモンドにバンドを取られてしまう。ラッキー、ポップ、メーベル、ペニイの4人はレイモンドに復讐戦を申し込んで大勝を博しバンドを取り戻し、試験は大成功裡に終わった。ラッキーの貯金はたちまち増えたが、今ではペニイを愛する彼は貯金が2万5千ドルに達しないように苦心する。ペニイは彼の婚約をポップに聞いて失望し、また腹を立てる。ラッキーはシムプスンと共同でナイトクラブを経営する事になったが、開場式の夜、レイモンドにダイスで負け、ペニイの契約権もその方に移ってしまう。失望したペニイは以前から彼女を愛していたバンドの指揮者ロメロと結婚の約束をする。式の当日、ロメロはラッキーの嘘と策に乗せられ、ズボンを取り上げられたので遂に式はお流れとなり、結局マーガレットと婚約を解消したラッキーとペニイは仲直りをして結婚する。

解説

「トップ・ハット」「艦隊を追って」と同じくフレッド・アステア、シンジャー・ロジャース主演映画で、監督には「乙女よ嘆くな」「愛の弾丸」のジョージ・スティーヴンスが当たった。原作は「空中レヴュー時代」の脚色者の一人アーウィン・ゲルシーが書き下ろし、「トップ・ハット」「艦隊を追って」のアラン・スコットがハワード・リンゼイと協力脚色した。音楽は「ロバータ」「ショーボート」のジェローム・カーン作曲、作詞は「セシリア」「恋の歌」のドロシー・フィールヅである。助演はミュージカル・コメディー俳優ヴィクター・ムーア、「トップ・ハット」のヘレン・ブロデリック及びエリック・ブローア、「愛と光」のベティ・ファーネス、「女秘書の秘密」のジョージ・メタクサの面々で、撮影は例によってデゥィット・エイベル担当。

  • 配給
  • RKOラジオ映画
  • 製作国
  • アメリカ(1936)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト