記憶の棘

未亡人の前に、10歳の少年が現れて「君の夫だ」と告げる。真実はどこに?ニコール・キッドマン主演のミステリー

ニューヨークで家族と暮らすアナは、30代の未亡人。10年前に夫のショーンを心臓発作で亡くして以来、悲しみにくれていたが、最近になりようやく新しい恋人、ジョゼフのプロポーズを受ける決意がついた。ところが2人の婚約パーティーの夜、ひとりの少年がアナのもとを訪ねてくる。少年は「僕はショーン、君の夫だ」とアナに告げる。最初は信じていなかったアナだが、死んだ夫と自分しか知らない出来事を、ショーン少年が話し出すうち、疑いが生じ出す。「彼は本当に生まれかわりかもしれない」と。

解説

「生まれ変わり」は本当にあるのだろうか?目の前に現れた少年がそう告げた時から、主人公のアナの心は動揺し始める。むろん周囲の人間は誰も信じていない。「もしや…」と疑いを持っているのは彼女だけだ。しかしこの作品は、超常現象をあつかったホラーではない。論理的につじつまが合う余地も残されているのだ。彼女の行動や戸惑いを通してしか、死んでしまった元夫の「愛」を知ることしかできないというところに、本作の鍵が隠されているとも言えよう。主演は、ショートカットでイメチェンしたニコール・キッドマン。子どもらしくない子どものショーンを、いまや『ウルトラ・ヴァイオレット』など、出演作が相次ぐ期待の名子役キャメロン・ブライトが演じている。監督はミュージック・ビデオで高い評価を得ているジョナサン・グレイザー。

2006年9月23日よりシャンテシネ、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開

  • 配給
  • 東芝エンタテインメント
  • 製作国
  • アメリカ(2004)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:ジョナサン・グレイザー
    出演:ニコール・キッドマン/キャメロン・ブライト/ダニー・ヒューストン/ローレン・バコール

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