さよなら、僕らの夏

たったひとつの“悲劇”が、少年たちを大人に変える。思春期の輝きと残酷さを描いた珠玉の青春映画

大自然に囲まれたオレゴン州の小さな町に住む、心優しい中学生の少年サム。彼の悩みは、裕福で体格のいい同級生ジョージの理不尽ないじめだった。そんなサムを見かねた弟思いの兄ロッキーは、友人のクライドとマーティに相談。ジョージをボートでの川下りに誘い、裸にさせた彼を川に突き落とすという復讐を考える。しかし計画実行の日、大自然の中で一緒に過ごすうちジョージが意外と“いいヤツ”だったことが判明、一同に迷いが生じる。

解説

10代の少年たちの純真と残酷さを、リアルに描いた青春映画。前半部では、美しく輝く自然のなかで戯れる子供たちの友情、兄弟愛、初恋を活写。そしてある“悲劇”以降には、胸が張り裂けるような痛みを抱え込んでしまった彼らの葛藤と決断を描いていく。ほんの数時間で大人にならざるをえなかった少年たちの姿は、同世代よりむしろ大人の観客に訴えるものが大きいはず。よりビターな『スタンド・バイ・ミー』と呼べる、珠玉の一編だ。兄を慕うサムを演じたのは、マコーレー・カルキンを長男とする7人兄弟の末弟、ローリー・カルキン。兄譲りの可愛さに、確かな演技力が宿る。監督は、自身のオリジナル脚本で監督デビューを果たしたジェイコブ・アーロン・エステス。

2006年6月10日よりユーロスペース(レイト)にて

  • 配給
  • 東北新社
  • 製作国
  • アメリカ(2004)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督・脚本:ジェイコブ・アーロン・エステス
    出演:ロリー・カルキン/トレヴァー・モーガン/スコット・メチョロウィック/ライアン・ケリー/カーリー・シュローダー

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