兄弟仁義 逆縁の盃

“兄弟仁義”シリーズ第七作目。

やくざの小島は、幼い時に生き別れになった母を探して四日市に現われた。そこで彼は、剣道の達人だが、子分の女房を盗んだ養父を斬り、刑務所を出たばかりの渡世人寅次郎と知り合った。寅次郎は義兄弟岩井の許へ向う途中だった。二人は、身の上話をしているうちに、いつか友情に似たものを感じるのだった。四日市の港は荒廃していた。風間化学工場の廃液で海は死んでいたのである。工場長大倉と岩井組は浄化装置設置のため本社から送られた金を着服し、漁民の味方の巽一家と対立していた。小島はこうした現状に怒りを覚えたが、水産試験所の鶴見と知り合い、海水に対する廃液の被害の大きさを知った。一方、寅次郎は岩井の命令で巽を斬り母親のいる小倉に向った。

解説

『獄中の顔役』の笠原和夫と、梅林貴久生が共同でシナリオを執筆し、『忍びの卍』の鈴木則文が監督した。撮影は『徳川女系図』の吉田貞次。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1968)
  • ジャンル
  • 任侠/時代劇 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:鈴木則文
    出演:北島三郎/菅原文太/遠藤辰雄