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娘・妻・母

山の手の中流家庭を舞台に、各世代の女の姿を描いたドラマ

東京、山の手の代々木上原あたりにある坂本家。一家には、60歳になる母親あきを中心に、会社部長の長男勇一郎と妻の和子、その子の義郎、ブドウ酒会社に勤める末娘の春子が住んでいる。また商家に嫁に行った長女の早苗が、事故で夫を亡くし実家に住みつくことになった。ある日早苗は、春子らと甲府のブドウ園に遊び、案内役の黒木に好意以上のものを感じた。また、東京へ戻った早苗は、学友の菊に誘われて入ったフルーツパーラーで、彼女の知り合いという身だしなみのいい中年の紳士、五条に紹介される。その後、黒木から早苗に電話があり、二人で上野の美術館に行った帰り、二人はより親密な仲に。だがその頃、勇一郎は金を融資した知り合いが行方不明になり、母親にも内証で家を抵当に入れたことがわかり、坂本家では家族会議が開かれる。兄弟で誰が老後の母の面倒を誰が見るかという話にまでなり、胸を痛める早苗。彼女はあきに、母を引きとっても結婚したいと申しこんできた五条の許へ再婚する気持を打ちあけるが…。

解説

「新・三等重役 当るも八卦の巻の巻」の井手俊郎と、「予科練物語 紺碧の空遠く」の松山善三の共同脚本を「女が階段を上る時」の成瀬巳喜男が監督した。撮影は「羽織の大将」の安本淳。

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1960)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:成瀬巳喜男
    出演:三益愛子/森雅之/高峰秀子/松岡高史/団令子 ほか