Little Birds −イラク 戦火の家族たち−

戦火にさらされた家族たち。愛するものを傷つけられ、失った痛みが胸を打つ、バグダッドからのドキュメンタリー

2003年3月、アメリカ軍の空爆が始まる前のバグダッド。人々は普通に生活し、子どもたちは微笑んでいる。そして開戦。爆弾は民家をも襲った。病院に血まみれの人々が運び込まれる。その中に、目の前で3人の子どもを失った父親アリがいた。米軍がバグダッドへ入城するが、それを冷ややかに見つめる市民たち。クラスター爆弾で右手を失った少年アフマド、右目を負傷した少女ハディールなど、戦争被害にあった子どもたちをカメラは追う。一方、子どもを失ったアリは米軍への怒りを隠せなかった。

解説

綿井健陽の顔をテレビで見たことがあるだろう。「ニュースステーション」や「ニュース23」などで、空爆下のバグダッドから中継を続けた男だ。本作は兵士たちの視点ではなく、あくまで一般庶民の目線で訴えるビデオ・ドキュメントである。戦争を大局的に伝えるテレビとの大きな違いは、イラク人1人ひとりが遠いところにいる人たちではなく、私たちと同じ人間だという当たり前のことに気づかせてくれることだろう。

2005年4月23日よりK’s Cinemaほか全国にて順次公開

  • 配給
  • Project Little Birds
  • 製作国
  • 日本(2005)
  • ジャンル
  • ドキュメンタリー 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督・撮影:綿井健陽
    製作・編集:安岡卓治