望郷('37)

アシェルベ探偵作の小説を素材としてデュヴィヴィエ監督が映画化

暗黒街に王者の様に畏敬され、友達の様に親愛されている男がある。ペペ・ル・モコと呼ばれるフランス人だ。強盗30件、銀行襲撃2件とパリ警視庁の犯罪録に載っているお尋ね者である。アルジェの警察当局は武装して数回カスバを襲ったが、徒らに幾人かの犠牲を出すばかりで、ぺぺはおろか彼の配下の者一人もからめ取る事は出来なかった。ぺぺは彼にひたむきな思慕を寄せるモール生まれの女イネスのもとに起居していたが、此のカスバを一歩でも外に踏み出すと直ちに逮捕される事はよく知っていた。

解説

『シュヴァリエの流行児』に次いで『舞踏会の手帖』の前に作られたジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。アシェルベ探偵作の小説を素材としてデュヴィヴィエが原作者と協力してストーリーを書き、『ジェニイの家』のジャック・コンスタンが脚色、『舞踏会の手帖』『或る映画監督の一生』と同じくアンリ・ジャンソンが台詞を書いた。

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • フランス(1937)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
    原作:アシェルベ
    脚本:ジャック・コンスタン
    出演:ジャン・ギャバン/ガブリエル・ガブリオ/サテュルナン・ファーブル/シャルパン