井上梅次監督、鶴田浩二主演によるギャングもの
アメリカ帰りの愚連隊のボス三鬼が国際トバク組織と結び、カードやダイスでやくざの縄張りを荒し始めたので、睦会の大親分13人は神経をとがらせた。三鬼のもとにアメリカの組織本部から莫大な資金と、数名の監視員がきた。その一人ケンは三鬼がアメリカにいたときの仲間だ。三鬼の命で羽田へ迎えに行った石神が何者かに左腕を撃たれた。その前日、睦会の代表格・老松組の七代目松岡親分が死んだ。葬儀場で最近羽ぶりのよくなった新興やくざの郷田が、八代目の真平に資格がないとケチをつけ…。
解説
『わたしを深く埋めて』の井上梅次が脚本を執筆、監督したギャングもの。撮影は『殺人鬼の誘惑』の星島一郎。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)