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真珠の首飾

女賊マデリン・デボープレは巧妙な方法で宝石商デュヴァル商会から価格220万法の真珠の首飾りを詐取して、自動車で巴里から西班牙の国境指して逃げれた。この頃自動車会社の技術で米国人トム・プラドリーも2週間の休暇を得て、西班牙へ向けて車を走らせていた。マデリンの車がトムに泥寧を浴びせて追い越した時、トムは憤慨して前の車を追ったが、操縦者が美しい女である事を発見して手を出す事が出来なかった。スペインの国境る税関で、所持品の検査が行われた時アデエンは首飾りの発見されるのを恐れて、それをトムの上衣を鞄にしまっていたので彼女は彼に上衣を着ることを薦めた。トムが外の上衣を取り出して着込んだので、彼女はトムを置き去りにして車を走らせた。だが彼女は首飾りをポケットに納めた上衣が鞄と共にトムの手に残った事を知らなかった。然し二人はサン・セバスチンで再会した。トムが車を盗まれたと警察に訴えて、警官の手で彼女のホテルを突き止めたからであった。マデリンの共犯者で公爵と名乗るマゴーリはトムの疑いを起こさぬ為、彼の要求する賠償金を支払い、首飾りを取り戻す為に彼を田舎の別荘に招待した。トムはマデリンを恋していたのでこれを承諾した。その夜の晩食の席にトムは首飾りをポケットに持つ上衣を、それと知らずに着込んでいた。マゴーリは手品と見せかけてそれを取り出し、翌朝マドリットに出発した。その留守中、マドリットとトムは熱烈な恋仲になった。数日の後、オルガ伯母と名乗る共犯者が別荘を訪ね、首飾りを売払う為にマデリンが必要だからマドリットへ来いと要求した。マデリンは正道に立ち帰る事を決心し、この要求を拒絶し、トムに一切を告白した。トムは彼女と共に巴里に帰り首飾りをデュヴァル商会に返した。二人の真情に動かされた商会主はマデリンに対する告訴を取り下げたので若い二人は晴れて結婚の式を挙げ、相携へてアメリカへ行く事が出来たのであった。

解説

「西狂牙狂騒曲」「恋のページェント」のマレーネ・ディートリッヒと「永遠に愛せよ」「結婚の夜」のゲイリー・クーバーとが「モロッコ」以来顔合わせする映画で、「ますらを」「第三階級」のフランク・ボーゼージが監督に当たったもの。原作はハイス・ツェケリーとR・A・ステムレとの合作喜劇で「永遠に愛せよ」のエドウィン・ジャスタス・メイヤー及びウォルデマー・ヤングが「巴里は夜もすがら」のサミュエル・ホフェンジュタインと協力して脚色した。助演は「永遠に愛せよ」のジョン・ハリディ、「無電非常線」のウィリアム・フローリイ、「巴里は夜もすがら」のエイキム・タミロフ、「生きているモレア」のアーネスト・コサート、「虚栄の市(1935)」のアラン・モウプレイ等で、撮影は「永遠に愛せよ」のチャールズ・ラングの担当

  • 配給
  • パラマウント映画日本支社
  • 製作国
  • アメリカ(1936)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト