反逆児

大佛次郎の原作を伊藤大輔が映画化

武田の大軍を迎えて鮮かに勝利を収めた家康の一子三郎信康は、一躍織田陣営に名をあげ、岡崎の城に凱旋したが、次女を生んだ妻徳姫は気位高く信康が産室を見舞うことを許さなかった。今川義元の血をつぐ築山御前を母に持ち、9歳で信長の娘徳姫を娶った信康は戦国時代とはいえ、血の相剋に生きる運命児だったのだ。父母は身の立場から浜松と岡崎に居城を別にしている有様、築山御前の冷い仕打に妻としての態度も忘れかけた徳姫との溝が深まって行くのも仕方がなかった。

解説

大佛次郎の「築山殿始末」より『月の出の血闘(1960)』の伊藤大輔が脚本を書き、自ら監督した戦国時代劇。撮影は『江戸っ子繁昌記』の坪井誠。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1961)
  • ジャンル
  • 任侠/時代劇 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督・脚色:伊藤大輔
    原作:大佛次郎
    音楽:伊福部昭
    出演:中村錦之助/岩崎加根子/松浦築枝/喜多川千鶴/久我恵子/三笠乃里子