ポーリーヌ

タンタンの国から届いた珠玉の1作。66才の“少女”ポーリーヌの愛あふれる人生!

ベルギーの小さな村・ロクリスティ、知的障害を持つ66才のポーリーヌは、姉マルタの献身的な世話を受け、穏やかな毎日を送っていた。一人で靴ひもも結べないポーリーヌは、洋品店を営む妹のポーレットが大好き。オペレッタの主演女優でもある妹の舞台を楽しみにしていた。しかし、マルタが死に、ポーレットがポーリーヌを引き取らなければいけなくなった。何かと手がかかるポーリーヌに困り果てたポーレットは、彼女を施設に預けることに。だが、一人になった時、初めてポーレットはポーリーヌが大切な存在であったことに気付くのだった。

解説

メーテルリンクの「青い鳥」や「八日目」を世に送り出したベルギーは、アントワープの街並でも知られる美しい国。国家が園芸を推奨している花の王国だ。チャイコフスキーの名曲「花のワルツ」で始まるこの作品は、知的障害という重いテーマを扱いながらも、明るく色鮮やか。姉の遺産問題に大騒ぎするポーレットと、無邪気に彼女を振り回すポーリーヌの対比は、ユーモラスでさえある。監督は、これが長編デビューとなる32才の新鋭、リーフェン・デブローワー。姉妹を優しい視線で描きながら、つい見失いがちな愛情に気付かせてくれる。

2004年1月24日より新宿武蔵野館にて

  • 配給
  • 日活+エレファントピクチャーズ
  • 製作国
  • ベルギー(2001)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:リーフェン・デブローワー
    出演:ドラ・ファン・デル・フルーン/アン・ペーテルセン/ローズマリー・ベルグマンズ