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ショウボート(1936)

ミシシッピ川の沿岸グーンビルの町に、歓声に迎えられてショウ・ボート「コットン・プラッサム」号が入ってきた。アンディ船長は常例の町回りをするためにスター達を率いて行列に出ていった後、船の雑役夫ピートはジュリィに贈ったブローチを黒人のコック、クイニィが着けているのを見て憤慨し、ジュリィに黒人の血が流れている事を暴露する。そのため苛酷な州の法律に依ってジュリィは追放された彼女を失ったアンディー船長は、代わりに娘のマグノリアをショウ・ボートのヒロインにする。そして彼女の相手役としてゲイロード・ラヴェナルと呼ぶ青年が選ばれた。彼は紳士を装ってはいるが、実は沿岸を渡り歩く賭博師であった。彼は一度マグノリアに会って、二人は熱烈な恋に陥る。二人の仲を知ったアンディー船長は口うるさい妻のパァシイに内証で二人を結婚させた。しかしラヴェナルは旅役者の生活を続けて行く事は出来なかった。彼は再び賭博の魅力に惹きつけられ、娘キムが生まれる頃には親子三人はショウ・ボートを去ってシカゴへ引っ越して来る。貧乏ながらも楽しい四年間の月日が流れた。その頃ラヴェナルの博運も盡きて三人は貧困のドン底に落ちた。この苦しい生活の中でラヴェナルはマグノリアとキムを残して姿を隠してしまう。彼女は子どもをかかえてしばらくトロカデロ・カフェに仕事を見出して働いた。或る日彼女は父親のアンディーに会う。父親の指導に依って彼女は再び舞台に立ち、到る所に非常な人気を博したが、心は絶えずラヴェナルの幻影を追って沈みがちであった。娘キムもマグノリアの教えを受けて舞台に立つ事になる。外遊中のマグノリアとアンディー夫妻は、キムの初舞台に劇場へ入る時、今は楽屋番に落ちぶれたラヴェナルの姿を見た。再会の喜びに浸った二人は、相並んで娘の舞台姿を見守るのであった。

解説

ジーグフェルドが大当たりを取ったミュージカル・コメディの2度目のトーキー化で、「愛と光」「ロバータ」のアイリーン・ダンが主役を勤めている。原作はエドナ・ファーバーの小説であるが、映画はオスカー・ハマースタイン2世脚色・作詞ジェローム・カーン作曲の舞台版によって、ハマーシュタイン二世が映画脚色し、「不在証明なき殺人」「女は求む」「客間の燭台」のジョン・J・メスコールが撮影した、助演者は「オペラは踊る」「ローズ・マリイ(1936)」のアラン・ジョーンズ、初演以来のアンディー役者チャールズ・ウインジャー、同じくジュリィ役のヘレン・モーガン、同じくジョウ役のポール・ロブソン、同じくフランク役のサミー・ホワイト「ロバータ」のヘレン・ウェストリー、「ミシシッピ」のクイーニー・スミス、「奇傑パンチョ」のドナルド・クック、ハティー・マクダニエルその他である。

  • 配給
  • ユニバーサル支社輸入
  • 製作国
  • アメリカ(1936)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト

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