小説家を見つけたら

サー・ショーン・コネリーが伝説の小説家に?!人の心を揺るがす素晴らしい小説の書き方、教えます

NYのブロンクスで暮らす16歳の黒人少年ジャーマル・ウォレス(ロブ・ブラウン)は、プロのバスケットボール選手を夢見るかたわら、大好きな小説を書き続けていた。そんな彼の才能に気づいた学校側はウォレスをエリート私立高校へ転入させる。それと同時期、彼は学校の近くに住む偏屈な謎の老人(ショーン・コネリー)と交流を持つようになる。それは偶然、ウォレスが書いた文章を読んだ老人が感想を走り書きしたことから始まった。やがてウォレスは、その老人が有名な小説家だということを知るが….。

解説

『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』のガス・ヴァン・サント監督の最新作となる本作。前作は、天才少年と精神科医との心の交流、精神的な成長を描いたが、今作でも、また違った形の天才少年と偏屈小説家の交流を通して、生きることへの喜びや、友情の素晴らしさ、そして才能の目覚めについて暖かい視点で描いていく。特に、目を付けたいのは、ブロンクスという街を舞台に主人公の少年を黒人にしたこと。なかなか大作にはない設定の中、ショーン・コネリーというベテラン俳優を無名の新人とを共演させ、それぞれの魅力をうまく引き出しているところ。小説家との出会いによって、自分の才能を開花させていく主人公。そして少年との出会いで、友情の素晴らしさを知り、余生を楽しむことが出来た小説家。この素敵な関係に“うらやましさ”を覚えずにはいられない作品。そしてこの映画を見ると無償に手紙を書いてみたくなるのだった。

2001年3月10日よりみゆき座ほか全国東宝洋画系にて

  • 配給
  • ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
  • 製作国
  • アメリカ(2000)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:ガス・ヴァン・サント
    出演:ショーン・コネリー/ロブ・ブラウン/F・マーリー・エイブラハム/アンナ・パキン/バスタ・ライムス

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