ワールド・オブ・ライズ

ロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は、上司であるエド・ホフマン(ラッセル・クロウ)から命じられるままに潜入調査を行うCIAの敏腕工作員。今回の命令は、中東の爆破テロ組織のリーダーであるアル・サリーム(アロン・アブトゥブール)を捕えることだった。助手のバッサーム(オスカー・アイザック)とイランに潜入したフェリスは、自爆テロを命じられたジハード戦士のニザールからサリームの最新情報を得る。ホフマンからの命令でニザールを泳がせていたフェリスだが、自身の身元が漏れる危険性を感じて彼を殺す。その結果、銃撃戦に巻き込まれたフェリスは被弾し、バッサームは命を落とした。瀕死の状態から立ち直ったフェリスに、冷酷なホフマンは次の指令を下した。ニザールの資料から、サリームの隠れ家が発覚したのだ。フェリムは、ヨルダン情報局の責任者であるハニ・サラーム(マーク・ストロング)に協力を仰いだ。心を通いあわせるフェリスとハニ。しかし、そんな信頼関係もホフマンの裏工作によって壊れてしまう。それに怒ったフェリスは、ホフマンに逆らって独自でサリームを追いかける作戦を実行に移した。ところが、その途中でフェリスが思いを寄せていたイラン人の看護婦アイシャ(ゴルシフテ・ファラハニ)がサリームの組織によって誘拐されてしまった。それが罠だと知りながらも、サリームの指示に従ってアジトへとフェリスは誘導された。そんなフェリスに対して、ホフマンは何も出来なかった。サリームのアジトで拷問を受け、遂には殺されそうになったとき、救出に現れたのはハニだった。間一髪のところで、命拾いするフェリス。重症が癒えてホフマンと再会したフェリスは、CIAの組織を離れて中東に生きる決意を語る。その後ろ姿を見守るホフマンは、これまでフェリスを監視しつつけた衛星偵察システムから彼を外すよう指令を下した。

解説

中東とアメリカの関係をフィクションとして描いたベテラン・ジャーナリストであるデイヴィッド・イグネイシアスの小説を原作として、「ブレードランナー」「ブラックホーク・ダーウン」のリドリー・スコットが製作・監督を手掛けたポリティカルなサスペンス・アクション。主演は、「タイタニック」「ディパーテッド」のレオナルド・ディカプリオと「グラディエーター」「アメリカン・ギャングスター」のラッセル・クロウ。脚本は、「ディパーテッド」でアカデミー脚本賞に輝いたウィリアム・モナハン。

2008年12月20日より

  • 配給
  • ワーナー・ブラザース映画
  • 製作国
  • アメリカ(2008)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト