切実な日常生活を淡々と送る、10人の登場人物たちの3日間が始まる。町全体が寝静まったような真夜中の静寂の中、50ccバイクのモーター音が響きわたる。新聞配達員はせわしなく町を駆け回り、新聞を配達している。受験勉強中の青年は、流れ出る鼻血をふさぎ止めながら、勉強に打ち込んでいる。恋わずらいに悩まされている女は、バスルームで不発弾を抱えて過ごしている。精神安定剤を飲んで、眠りにつく者もいる。ある女はミラーボールを抱えて、稼いだカネを空中にばら撒く。すると、そのヒモの男は、そのカネをつかみ取りしては喜んでいる。そして、ある2匹の亀は、はなればなれになってしまう。そんなねじれた世界は、ときおり美しく映るのである。

解説

切実な日常生活を淡々と送る10人の登場人物たちの3日間を、テンポのよい会話と滑らかな語り口で描いていく群像劇。監督は東京造形大学出身で、「灰色の魚」「えび」「くらげ」の池田将。撮影は、「ヒネモステ」の柏田洋平。出演は、「グミ・チョコレート・パイン」の森岡龍。音楽は、萬遊亭が担当している。

2008年12月6日より

  • 配給
  • トリウッド
  • 製作国
  • 日本(2008)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト