ブロークン

ジーナ(レナ・ヘディ)はロンドンに暮らすX線技師。父親(リチャード・ジェンキンス)の誕生日を恋人のステファン(メルヴィル・プボー)、弟のダニエル(アシエル・ニューマン)、ダニエルの恋人ケイト(ミシェル・ダンカン)と一緒に祝っていた。すると突然、大鏡が激しく割れ落ちる。5人は“鏡が割れると7年間不幸が続く”という迷信を口にして、その場を笑って済ませる。だが翌日、ジーナは職場からの帰り道、自分と同じ赤い車を運転する自分と瓜二つの他人を目撃。衝動的にその後をつけて彼女のアパートに侵入すると、その様子は自分の部屋と全く同じ。ただ一つ違うのは、撮った覚えのない父親と一緒の写真だけだった。この出来事に困惑したジーナはその帰り道、不注意から交通事故に。幸運にも大したケガはなかったが、後遺症として事故前後の記憶の一部を失ってしまう。さらには情緒不安定に陥り、恋人のステファンに対しても、なぜか別人のような違和感を覚える。一方、ジーナの無事を喜んでいた家族の周囲でも異変が発生。父親の勤務する大使館ではトイレの鏡が割れる事件が発生。その上、秘書には“外で声をかけたのに無視された”と身に覚えのないことを言われてしまう。ダニエルは同じアパートの住人から“妻が……”と必死の形相で何かを訴えかけられるが、その意味を掴みかねる。そしてケイトには、ステファンの身に起きたことと同じ悲劇が起きる。記憶を取り戻すために病院でカウンセリングを受けたジーナは、事故当時に乗っていた赤い車を見れば何かを思い出すかもしれないとすすめられ、保管場所へと足を運ぶ。メチャクチャになった車の助手席に落ちていたのは、事故の前に部屋で見つけたあの一枚の写真。ジーナはそれを手に再びあのアパートへと向かう。そこには、ジーナの記憶が封印していた衝撃の事実が待ち受けていた……。

解説

一流ファッション誌で写真家として活躍した後、「フローズン・タイム」で長編映画監督デビューしたショーン・エリスが手掛けたサスペンス。ロンドンに暮らす女性が自分と瓜二つの人間に遭遇したことをきっかけに、身の回りで次々と異変が起き始める。出演は「300」のレナ・ヘディ、「ぼくを葬る」のメルヴィル・プポー。

2008年11月15日より

  • 配給
  • リベロ
  • 製作国
  • イギリス フランス(2008)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト