ボディ・ジャック

かつて学生運動の闘士だったテツ(高橋和也)は、今はコピーライターとして広告代理店に勤め、毎晩酒びたりの生活を送っていた。しかしある日を境に、他人の顔に青白い幽霊のような顔がオーバーラップして見えるようになる。しばらくしてテツは、自分が土佐弁を使う侍の霊(柴田光太郎)にボディ・ジャック=憑依されていることに気づく。この侍の目的は、地獄を脱出し地上の人間の体をボディ・ジャックしながら、人斬りなどの悪さをしている霊を捜すことだった。その人捜しに、テツもむりやり協力させられる。毎晩酔っ払って帰宅しソファで眠り込むテツに、妻の玲子(星ようこ)や娘のナナは冷たい。その上、玲子は、テツが最近手がけた結婚式場のCMコピーも気に入らないと言う。一方、ナナにはストーカーの影がちらつく。また、会社の部下・ジョーチン(安藤希)は、なぜかテツに色っぽく迫ってくる。そんなある日、テツの学生時代の先輩・ヨシオカが殺傷事件を起こして、逮捕された。そのニュースをテレビで見ていたテツは、ヨシオカの顔に青白い人斬りの霊(浜田学)がオーバーラップしているのに気づく。そして、テツに憑依しているのは幕末の土佐勤王党盟主・武市半平太の霊で、彼が探しているのは人斬り以蔵の霊であることを知る。すると以蔵は、武市が最も大切にしている人を襲うと予告してくる……。

解説

かつて学生運動闘士として革命を夢見ながら挫折したミドルエイジが、幕末維新の立役者・武市半平太と時空を越えて出会い再出発を果たす、感動のスピリチュアル・ストーリー。監督は「最後の晩餐」などのプロデュースを経て、本作が初監督となる倉谷宣緒。出演は、「歩いても歩いても」の高橋和也、ドラマ『必要のない人』の柴田光太郎。

2008年10月25日より

  • 配給
  • 太秦
  • 製作国
  • 日本(2008)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト