コドモのコドモ

春。負けん気の強い小学5年生の女の子、春菜(甘利はるな)は、その日も仲良しの珠(須藤瞳)と真由(大熊彩花)と一緒に下校中。帰り道の話題は、新しい担任の八木先生(麻生久美子)のこと、荒れそうなクラスのこと、そして始まったばかりの生理のことだった。帰宅して退屈になった春菜は、幼なじみのヒロユキ(川村悠椰)を誘い、自転車で遊びに出かける。大きな樹木の緑が揺れる公園で、立ちションをするヒロユキを見た春菜は“くっつけっこ”を提案する…。ある日、春菜は姉・秋美(谷村美月)が親友の朋子(森郁月)にお金が入った封筒を渡すのを目撃。そのお金は、朋子が中絶をするための費用だった。それから数日後、八木先生の性教育の授業が始まる。その内容に多くのコドモたちがはやしたてる中、春菜とヒロユキだけは驚くばかりであった。夏。春菜のお腹は次第に大きくなっていく。祭りの日、春菜は学級委員長の美香(伊藤梨沙子)を真由と勘違いして妊娠を告白。美香は中絶をすすめるが、春菜はきっぱりと産むことを宣言する。秋。学芸会の稽古中、春菜が倒れてしまう。クラスのみんなは春菜のポッコリふくらんだお腹をみて妊娠に気がつくが、美香の訴えによって先生も救急車も呼ばず、5年2組だけの秘密にすることを誓った。冬。登校中にお腹が張り、気分が悪くなった春菜は、珠、真由、美香と農作業小屋で休憩をする。ランドセルを下ろしてゴザに腰掛けていた春菜が、突然破水。珠はヒロユキに知らせるために、学校へと走り、こっそりとクラスメートの手から手へと緊急事態を知らせるメモが回される。陣痛がひどくなる春菜。そんな中、集まったコドモたちだけでの出産がはじまった……。

解説

漫画家さそうあきらの同名コミックを「神童」の萩生田宏治が監督したドラマ。小学5年生の妊娠、出産というテーマを通して性と生命、家族や友情など様々な問題を投げかける。出演は新人の甘利はるな、「たみおのしあわせ」の麻生久美子、「きみの友だち」の宮崎美子、「リアル鬼ごっこ」の谷村美月など。

2008年9月27日より

  • 配給
  • ビターズ・エンド
  • 製作国
  • 日本(2008)
  • ジャンル
  •  
  • スタッフ・キャスト