へヴィメタル・イン・ザ・カントリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

解説

世界最大のインディペンデント系ヘヴィメタル・レーベル“ニュークリア・ブラスト”が本拠地とするドイツの村、ドンツドルフの日常を綴ったドキュメンタリー。メタルファッションに身を包んだ若者に大人たちが歩み寄り、のどかな村とヘヴィメタルが共存するシュールな光景は笑いを誘う。監督は「Punk im Dschungel」のアンドレアス・ガイガー。ドイツ南部・シュヴァーベン山脈のはずれにあるドンツドルフは、一見ドイツのどこにでもある普通の村である。しかしこの村こそ、世界で最も成功を遂げたインディペンデント系ヘヴィメタル専門レコード会社“ニュークリア・ブラスト”の本拠地であった。ドンツドルフの第2の主産業はヘヴィメタルである。ニュークリア・ブラストの創始者で現GMのマーカス・シュタイガーは、趣味が高じてレーベルを設立。自宅をオフィスとし、1人で会社を立ち上げた。それが現在では、ロサンゼルス、ブラジルに支社を持つ一大レーベルに成長したのだ。村の主婦たちは通信販売部で働き、メタルTシャツや血塗られた頭蓋骨などのメタル・グッズを世界中に発送している。村にあるパブでは新譜試聴会が行われ、集まった国際的音楽ジャーナリストにより、新人アーティストや新譜に対する意見や批評が交わされる。そういった環境で育った若者たちは、当然メタルヘッズとなる。メタルファッションに身を包み、ヘッドバッキングをして部屋でドラムを叩き鳴らすが、そこに地方の伝統や慣習に対する反抗的な意味はない。この村におけるヘヴィメタルは、都会のそれとは異なるのだ。そのため大人たちは戸惑いながらも、彼らを理解し歩み寄っていく。のどかな村の風景と粗野なヘヴィメタルが共存するシュールな光景こそドンツドルフの日常であり、この村にとってヘヴィメタルは人生の一部として定着しているのである。

2008年9月27日より

  • 配給
  • B.B.B.inc
  • 製作国
  • ドイツ(2005)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト