消えたフェルメールを探して/絵画探偵ハロルド・スミス

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

解説

17世紀のオランダを代表する画家フェルメール。現存する35点の作品のうち、盗難にあい目にすることが出来ない『合奏』の行方を追ったドキュメンタリー。50年以上のキャリアを持つ絵画探偵ハロルド・スミスが、消えた名画の捜索に乗り出す。監督は「Bye-Bye Babushka」が絶賛されたレベッカ・ドレイファス。1990年春、ボストンにあるイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館に、警察官に扮した二人組みが侵入。アメリカの美術品盗難史上最高額5億ドル相当(当時)の美術品13点が盗まれた。その中には、現存する35点のフェルメール作品のひとつ、『合奏』が含まれていた。ガードナー美術館には、創設者イザベラ・スチュアート・ガードナーの“どの作品も動かしたり置き換えたりしてはならない”という遺言がある。これにより、それまで名作が置かれていた場所には空の額だけが置かれることとなった。ガードナー美術館の出した500万ドルの懸賞金にもかかわらず、犯人が捕まらないまま10年以上が経過。その間には、アイルランド系地下組織の大物から米国上院議員、元大統領の名前までが容疑者として浮かんでは消えていった。そしてついに、絵画探偵ハロルド・スミスの登場となる。フェルメールの絵に魅せられ、事件を追求しようとした映画監督レベッカ・ドレイファスの連絡に応じたのだ。スミスはフェドーラ帽にアイパッチ、そして皮膚ガンに侵された鼻を隠すための義鼻という装いの礼儀正しい紳士。極めて明晰な頭脳を持ち、これまでに米国での巨大な金塊窃盗事件など、多くの重大窃盗事件を解決してきた。絵画探偵であるスミスは、犯人逮捕よりも絵画を取り戻すことが目的である。TVや雑誌など様々な媒体で彼の行動を取り上げてもらうと、たちまちのうちに24時間ホットライン電話が鳴り響くようになった。ボストンの地下社会のメンバーや元スコットランド・ヤードの探偵との面会、密告者との面談など、二つの大陸を股にかけたスミスの捜索は続く。

2008年9月27日より

  • 配給
  • アップリンク
  • 製作国
  • アメリカ(2005)
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