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空想の森

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

解説

北海道上川郡新得町にある新得共働学舎を中心に、野菜づくりや酪農で働き、暮らす人々を暖かい目で丹念に追ったドキュメンタリー。監督は本作が初監督作品となる田代陽子。プロデューサーは新得でドキュメンタリー映画を撮り続けている「闇を掘る」「アメリカばんざい」の映画監督・藤本幸久。北海道のほぼ真ん中に位置する新得町(しんとくちょう)。この町のはずれ、サホロ岳の麓に新内(にいない)という地区がある。今では本州から移住してきた3世帯だけがこの地区に暮らしている。今から15年程前、北海道新得町を拠点に映画をつくっていこうと、ドキュメンタリー映画監督の藤本幸久さんが新内に移住してきた。そして1996年春、この地区で農業を営む人たちと一緒に新内ホールで始めたのが、SHINTOKU空想の森映画祭という映画祭だ。ここで開催される映画祭は、映画の上映はもちろん、チ−ズづくり、ダンス、アニメーションのワークショップ、音楽ライブ、地元の食材を活かした料理など様々なイベントが行われ、来場者・スタッフにとって一年に一度の楽しみになっている。この映画祭に参加した田代陽子が、そこで初めてドキュメンタリー映画と出会った。それは、佐藤真監督の「阿賀に生きる」。その作品に刺激を受けた田代は、自らもドキュメンタリー映画を撮ることを決意する。彼女は、この町で農業をして暮らしている人たちと出会っていった。社会に馴染めない人、障がいを持つ人、色んな人たちと共に生きていこうとする農場・新得共働学舎で、子育てをしながら野菜をつくっている山田聡美さん。彼女は共働学舎に来て13年目。結婚して娘も生まれ、これからの暮らし方を改めて考えていた。自分にとって共働学舎とは、野菜をつくることとは…。家族で独立しようか、思い悩む若い夫婦。1970年代後半に、食べ物をつくって暮らしていこうと、京都から新得町に入植した宮下喜夫さん。3人の子供はそれぞれ独立し、妻の文代さんと2人で、極力機械を使わず、自分の体を使って日々畑で働いている。自分たちの暮らすスタイルを確立した夫婦。本作はこの2家族を軸に、食卓の風景、土の上で働く姿など、何気ない日常の中に湧き起こる色々な感情を映し出していく。

2008年07月26日より

  • 配給
  • 森の映画社
  • 製作国
  • 日本(2008)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト

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