レター 僕を忘れないで

バンコクでプログラマーとして働くディウ(エーン・トーンプラソム)は、祖母の妹の葬儀で訪れたチェンマイの農業研究所に勤めている青年トン(アタポーン・ティーマゴーン)と出会う。都会のキャリアウーマンのディウと、田舎の純朴な青年トン。全く違う環境にいるふたりはお互いに無い魅力を感じて惹かれあい、バンコク〜チェンマイの遠距離も気にせず、電話とEメールで連絡を取り合っていた。ある日ディウの親友であるケート(スピチャヤー・ジャルワッタカ)が、ネットで知り合った男とのトラブルに巻き込まれ、亡くなってしまう。ディウは親友を助けられなかった自分を責める。心のバランスを崩してしまい、天涯孤独になったディウは都会での生活を捨てトンが居るチェンマイに移住する。ディウはトンの献身的な愛に心の傷を癒され、まもなくふたりは自然な成り行きで結婚する。新婚の家を改装中に、トンは机の引き出しから色褪せた古い手紙を見つけた。それは、数十年前にディウの祖父母が若かった頃、祖父が祖母へ宛てた恋文だった。祖父と祖母も、結婚前のトンとディウのように遠距離恋愛をしていたのだ。トンはこの手紙を読んで、ディウに手紙を書いて欲しいと頼む。でもディウは今一緒にいるから手紙を書く必要はないと、笑い飛ばした。いつも愛が身近にある穏やかな生活。しかしある日トンは自分が難病に冒されていることが分かる。再び孤独となるディウのことを案じながらも、トンは急逝する。悲しみにくれるディウは自殺を図り、一命をとりとめるが、トンの居ないチェンマイでの生活に耐えられなくなり、チェンマイを離れることを決意する。1ヵ月後、バンコクに戻ろうとしたまさにその日、ディウの元になぜかトンからの手紙が届く。バンコクへ行くのを止めたディウはトンからの次の手紙を心待ちにし、止めた時計の針をもう一度動かして生きる力を次第に取り戻していくのだった。

解説

キャリアウーマンと不治の病に冒された素朴な田舎の青年とのラブストーリー。韓国映画「手紙」(97)のリメイク。主演は「恋する年頃」のエーン・トーンプラソム。共演に歌手としても活動するアタポーン・ティーマゴーン。監督は本作で映画デビューを飾ったパウーン・チャンタラシリ。

2007年10月13日より

  • 配給
  • IMX/大秦
  • 製作国
  • タイ(2004)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト