ラズベリー・ライヒ

ドイツ赤軍のバーダー=マインホフ・グループに憧れる女性闘士グドルン(スザンネ・ザクセ)は過激派集団『ラズベリー・ライヒ』のリーダー。彼女は性的革命によって革命を成し遂げるという理想に燃え、今日も同志のホルガー(ダニエル・ベッチャー)とのセックスに励んでいた。その頃、『ラズベリー・ライヒ』の構成員ホルスト(ジェフリー)、アンドレアス(ディーン・シュターティス)、ヘルムート(ゲリット)、クライド(アントン・Z・リサン)は任務を遂行するために車に乗っていた。ドイツ屈指の資産家、ヘルマン・シュミットの息子パトリック(アンドレアス・ルプレヒト)を誘拐するのだ。彼らは、なんとか誘拐に成功する。しかしクライドは、パトリックとデキてしまった。そして、人質が到着し彼らはパトリックを使って脅迫用のビデオを撮る。しかし、シュミット氏はドイツにいないことが発覚し、ビデオは送られないままになる。実はパトリックは父親から逃げ出すために、誘拐に協力していたのだ。グドルンは新たな脅迫ビデオを撮影することを思いつく。それは、最も性的抑圧が激しいアンドレアスがビデオカメラの前でパトリックとセックスするというものだった。グドルンは言う「ブルジョア的な一夫一婦制は捨てなさい」。しかし、その理念が受け入れられないホルストは、パトリックと逃げ出すことにする。二人は、パトリックの父親の銀行を襲いに行く。人質を失って『ラズベリー・ライヒ』の計画は挫折する。グドルンの革命の夢は消える。バラバラになってゆく団員たち。そして2年の月日が経つ……。

解説

クィーア・フィルムの異端児が[テロリズムと性の革命]という、最も危険なテーマに挑んだラディカル=ポップ・フィルム。監督は「ハスラー・ホワイト」のブルース・ラ・ブルース。出演は名女優スザンネ・ザクセ。また、ポストパンクの伝説的バンド『スロッピング・グリッスル』のジェネシス・P.オーリッジが扮している。

2007年10月6日より

  • 配給
  • S.I.G.
  • 製作国
  • ドイツ カナダ(2004)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト