チャーリーとパパの飛行機

パパ(ヴァンサン・ランドン)からチャーリー(ロメオ・ボツァリス)へのクリスマスプレゼントは、パパが何日もかけて作った模型の飛行機だった。その後すぐに、パパは事故にあって亡くなる。ママはすっかり落ち込み、チャーリーはパパの最後のプレゼントの飛行機をそっと抱きしめて眠った。翌朝、目が覚めたら飛行機は、チャーリーには手が届かないはずなのに、いつのまにかパパが置いた場所に戻っていた。喪が明けてママは仕事に戻り、チャーリーもあの飛行機と一緒に、学校に再び通いはじめた。クラスで皆が飛行機にいたずらしようとすると、飛行機はひとりでに床を滑り出し、チャーリーのもとへ戻った。さらに家に帰って飛行機に話しかけると、生きているように赤く点滅し、優雅に滑空するのだった。ママが仕事に出かけヘルパーが来ている間、パパがいる天国に行ってみたいと思いチャーリーは屋根から飛行機に乗って飛ぼうとする。連絡を受けてあわてて帰ってきたママはやっとのことでチャーリーを止めた。ママが飛行機をパパの書斎に閉じ込めると、飛行機は勝手に逃げ出して、窓から襲いかかってきた。訳が分からないママは、パパの同僚グザビエ氏(ニコラ・ブリアンソン)に連絡すると、彼は研究所で分析するからといって持っていってしまう。それを聞いたチャーリーはパパのIDカードを盗んで、隣に住むクラスメートのメルセデス(アリシア・ジェマイ)と一緒に自転車で研究所まで向かった。中では飛行機がいろいろと調査されていた。何のしかけもないし、エンジンなしで飛ぶのは無理なはず。ところが重いおもりを落としても壊れないどころか、傷一つない飛行機の性能をグザビエはさらに解明しようとする。隙を見て飛行機を取り戻し、警備員たちが追いかけてくる研究所から必死に逃げ出したチャーリーは、思い切って塔に登り、飛ぶように祈ると、飛行機は本当に飛び始める。チャーリーは飛行機と冒険に乗り出す。

解説

死んだ父から最後にもらったおもちゃの飛行機が、父の死を受け入れられない少年のもとで動き始めるファンタジー。監督は「ロベルト・ズッコ」のセドリック・カーン。出演は、本作でデビューを飾ったロメオ・ボツァリス、「愛してる、愛してない…」のイザベル・カレ、「女はみんな生きている」のヴァンサン・ランドンほか。

2007年9月1日より

  • 配給
  • ワイズポリシー
  • 製作国
  • フランス(2004)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト