プラハ!(2001)

1968年、初夏のチェコスロヴァキア。社会主義体制の下にありながら民主化が進み、後に“プラハの春”と呼ばれる、のどかな時代を迎えていた頃。ドイツ国境近くの小さな町に住む3人の女子学生テレザ(ズザナ・ノリソヴァー)、ブギナ(アルジュウ゛ェタ・スタンコヴァー)、ユルチャ(アンナ・ヴェセラー)は高校卒業を控え、燃えるような恋とロストバージンに憧れている。垢抜けた彼女たちは学校の人気者だが、言い寄って来るクラスの男の子たちは幼稚で相手にならない。一方、徐々に締め付けが厳しくなっていく社会主義体制に反対し、アメリカ亡命を夢見る3人の若い兵士シモン、ボプ、エマンが脱走して町に逃げて来る。偶然、駅で出会ったテレザとシモンはお互いに惹かれ合う。その日、テレザの父親が経営しているレストランに、シモンたちがやって来る。その様子をこっそり覗き胸をときめかせるテレザは、彼らを教会の修繕に来た修復工だと勘違いしてしまう。高校の卒業試験が終わると、テレザはシモンたちを遊園地でのデートに誘う。遊園地は人目につく場所だけに彼らは一瞬ためらうが、彼女たちに連れられデートに出かける。そこへ同級生のオルダがパーティの誘いにやって来て、男たちは険悪な雰囲気になるが、警官を見つけたシモンら3人は慌てて帰ってしまう。人目につく場所は危険だと感じたシモンは、自分たちの隠れ家にテレザたちを招待してパーティを開く。その頃、彼らを不審に思い尾行してきたオルダは、隠れ家の窓から中の様子を覗いていた。やがて3人それぞれが恋に落ち、一夜を共に迎える。翌朝、国境を越える列車を見つけた彼らは急いで荷物をまとめるが、変化を察知した彼女たちは、彼らが脱走兵だと気付いてしまう。

解説

1968年、チェコスロヴァキアで巻き起こった民主化運動“プラハの春”を背景に、3組の若者たちの恋愛模様をレトロかつポップに描いた青春ドラマ。本国では国民の20人に1人が見たという大ヒットを記録した。

2006年4月29日より

  • 配給
  • アンプラグド
  • 製作国
  • チェコ(2001)
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