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機動戦士ガンダム 第08MS小隊ミラーズ・リポート

後に1年戦争と呼ばれる戦いの中での出来事−。新型MAに関する情報を集める為、連邦軍の基地を訪れていた情報部員・ミラーの前に、スパイ容疑をかけられた第08小隊長であるシローが連行されてきた。ミラーは、ガンダムに乗るシローが先頃の戦闘の際、敵の新型MA・アプサラスと共に行方不明になっていた期間のことを聞き出そうとする。やがて、シローは雪山での出来事を語り始めた。かつて敵同士でありながら、宇宙を漂流する戦艦から助け合って脱出したことのあるシローとジオン軍の女兵士・アイナは、それからもお互いの優しさを忘れられずにいた。そして、そんなふたりが先の戦闘で再会した。シローが駆るガンダムを乗せ、戦線を離脱したアイナの駆るアプサラスは雪山に不時着。そこでふたりは、再びお互いの優しさに触れることになる。敵でも分り合える人間はいる。そのことを確信したシローは、敵兵だからと言ってなんの躊躇もなく引き金を引くことは出来ないという気持ちをミラーに告白する。だが、ミラーを初め審問会ではシローの言葉の理解する者はいなかった。そんな折、以前第08MS小隊と行動を共にしたことがあるゲリラの拠点に、ジオン兵が接近しているとの連絡が入る。そして、ジオン兵がゲリラである村人虐殺を開始したことを知ったシローは、高官の制止を無視して部下と共に村人たちの救出に向かうが、激しい戦闘が展開される中、自分の言葉とは裏腹にジオン兵に向かって引き金を引くことを余儀なくされてしまうのだった。その後、ジオン兵を撃滅した功績が認められ、第08MS小隊にジオン基地の場所を特定するという任務が与えられた。しかし、その生還率はわずか38%というもの。出撃準備を進めるシローは、今でも自分の気持ちに変わりのないことをミラーに告げると、部下と共に新たな戦場へ飛び立っていくのであった。

解説

敵の中にもいい人間はいるという新年を持ちながらも、戦いを余儀なくされる青年士官の心の葛藤を描いたSFアニメーション。監督は、同ビデオ・シリーズの演出を手がけている加瀬充子。脚本は、やはり同ビデオ・シリーズの北嶋博明。撮影を谷口久美子が担当している。声の出演に「幽遊白書」の檜山修之。ガンダム誕生20周年記念作品。「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別編」と同時公開。

1998年8月1日より

  • 配給
  • 松竹
  • 製作国
  • 日本(1998)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト