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トワイライト・ランデヴー

20世紀の初め。ある七夕の日。京劇一座の娘ヤン(チャーリー・ヤン)は、縁結びを祈願に寺へお参り行く。そこで銀行員のコン(ニッキー・ウー)と出会うが、これが最悪、寄ると触るとケンカしてしまう羽目に。コンはそこで、美女のチョン・シウインを見つけて一目惚れ、誘惑されて後を追う。2週間後。巡業から戻ったヤンは、コンの死亡記事を新聞で見つけて驚く。その夜、何とコンの幽霊がヤンのもとに現れ、事件の顛末を話した。あの夜、シウインと一夜をすごした彼は、翌7月8日の朝、彼女に託された宝石箱を持って銀行へ。ところがこれが罠で、こっそりすりかえられた箱の中には拳銃が_。実はシウインは悪党エンマの妻で、銀行強盗の片棒をコンに担がせたのだ。コンは犯行の後、エンマに電線で絞め殺された。しかし、彼の魂は電線に乗り移り、電気を伝ってなら、自在に時空を移動できるようになったのだ。ただ、生きていた時の自分の体と、電気体のため電柱には近づけないという問題があった。過去に戻って事件を未然に防ぎ、自分の命を救いたいというコンの頼みで、ヤンは彼と2週間前に戻る。かくして過去に戻った二人だったが、過去と未来の自分が同じ場所に居合わせてしまうものだからトラブル続き。しかし行動を共にするうち、二人には愛が芽生えていた。ただ作戦はことごとく失敗。しまいには、何と悪女のシウインに殺されていたエンマまでが、二人と同じく幽霊となって悪鬼のごとく登場、ご難は倍加。ヤンとコンはあの銀行襲撃当日、7月8日の二人自身の助けを借りて、激しい戦いの末、エンマの幽霊を葬った。未来のヤンとコンは、過去の二人に、いずれお互いが愛し合うようになることを告げて姿を消した。残された二人は「あと2週間で本当に愛し合うようになるだろうか?」と問いかけながら、お互いに見つめ合うのだった。

解説

時間を超えて愛し合う運命に陥った恋人たちの姿を描くファンタジー・ロマンス。監督・製作は、80年代、すれ違いラヴ・ロマンスの一編「上海ブルース」(84)で名を挙げた「金玉満堂/決戦!炎の料理人」の名匠ツイ・ハーク。エグゼクティヴ・プロデューサーは「恐怖分子」のレイモンド・チョウ、邱復生、脚本はハークと「スウォーズマン/女神復活の章」のロイ・ゼットー、シャロン・ホイの共同、撮影は「金玉満堂」のピーター・ポウ、音楽は「ターゲット・ブルー」のウィリアム・フー、レイモンド・ウォン、美術は「恋する惑星」などのウィリアム・チャン、ジョエル・チャン、編集は「金玉満堂」のマク・チーセン、SFXは「城市特警」などでハークと組む新視覚特技工作室がそれぞれ担当。主演は香港の人気アイドル、ニッキー・ウーとチャーリー・ヤン。ちなみに、二人は「バタフライ・ラヴァーズ」(94)で共演済みだが、日本公開は本作が先になった。

1996年4月27日より

  • 配給
  • ビターズ・エンド
  • 製作国
  • 香港(1995)
  • ジャンル
  •  
  • スタッフ・キャスト