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続・銀河の都

危機迫る一瞬、跳び蹴りでピス勘の拳銃を叩き落す竹尾。激闘は、界隈の顔利きジョーカーの健に仲裁される。ピス勘一味を追い払った健は竹尾を銀座裏の酒場トスカに案内する。健の姉であるマダムの英子は堤をパトロンにしているが飲みすぎた竹尾を介抱する中、彼の素朴さに惹かれてゆく。一方、引止める堤を振切って湯河原から戻った富久美は、逆に父の進に態度を詰問され悄然とする。草刈がプロレスのライト級選手権挑戦者決定戦の第一戦を勝ちとった日、彼と竹尾は“とら新”で祝杯をあげたが、沈みがちな竹尾は自分の気持を整理するため、故郷へ戻る。竹尾の行方を百方探し、誤解をとこうとする富久美は遂に彼の故郷へ迄赴くが、彼は帰京した後。だがこの事実を富久美の弟正雄から聞いた竹尾は、病の床に伏した彼女を訪れるが、堤は寄り添う二人に嫉妬の炎を燃やした。病癒えた富久美は銀座の稽古場へ久方ぶり顔を出した折、堤に強引に迫られるが、久子の出現で難を免れる。堤は腹いせに手を変え、相沢へ貸金取り立てを迫る。義理と金に板挟みとなった富久美は心乱れる。堤は次に、富久美から竹尾を離そうと健を呼びつけ、健は姉のこともあり承知した。日本選手権試合の前日、ピス勘一味におびき出された竹尾の前に現われた健は、富久美から手を引けと迫り二人は業の応酬となる。ピス勘の一弾で竹尾は足に負傷。だが駈けつけた英子の打ち明け話で一切を知つた健は竹尾と和解する。試合当日、竹尾は負傷の身で試合に出場し、対峙する選手を次々に葬り去り、九州代表丸山七段との決勝にも苦闘の末、凱歌をあげる。その頃、思い余って置手紙を残し投身を計った喜久美は、危く竹尾の兄達郎に救われる。今は総てを許し合つた竹尾利郎と富久美は、幸福な未来を誓い合う。

解説

一六七号紹介「銀河の都」の続篇。富田常雄原作の映画化で、脚色は笠原良三、監督は村山三男、撮影は中川芳久と、スタッフは前篇と同様。主な出演者も若尾文子、菅原謙二、山本富士子、根上淳、小堀明男と同様だが、加えて「誰かが殺される」の高松英郎、矢島ひろ子などが新しく登場している。

1957年1月22日より

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  • 製作国
  • 日本(1957)
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