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恐喝(1939)

無実の罪で投獄されたジョン・ハーントンは、脱獄してジョン・イングラムと名乗り、危険な油田火事消防の仕事を始め、忠実な部下ムースの助けを得て事業に成功し、妻ヘレンとの間に一子を設けて幸福な家庭生活を送っていた。ところがある日彼の昔の仲間であったレミイが、油田火事のニュース映画で彼の顔を見て訪ねて来たので、ジョンは止むなく、最近買求めた油田事業に使ってやった。この油田事業が順調に進んだ頃、レミイは昔ジョンの背負された罪状の真犯人は自分であることを打明け、もし自分の家族の面倒を見てくれた上、5000ドルの金をくれれば告白書に署名してジョンが晴天白日の身にしてやると申し出た。そこでジョンは彼の言葉を信じ金を送ったが、レミイは彼を裏切って告白書を送る代りに、ジョンが脱獄囚であることを警察に密告した。かくしてジョンは再び苦役に従わねばならぬ身上となり、かつて彼に逃亡されたため左遷された獄吏ローリンスに虐げられたが、レミイへの復讐に燃えたつジョンは同囚ディッグスと計って再び脱獄を企てた。幸にして彼一人は辛くもそれに成功して家族の許を訪れたが、当局の警戒は厳重で、その上彼の油田を横領したレミイは、脱獄の噂を聞いて復讐を恐れ欧州へ高飛びしようと計っていた。その時レミイの油田が火を発したので、やむなく彼は飛行機で現場へかけつけた。それは彼を引きよせるために、ジョンが放火したのであった。ものすごい油田火事を背景にジョンはレミイを捕え、猛火の中へ諸共に引きずり込もうとした。ムースが警官を率いてその場へかけつけた時、狂気のようになったレミイは、命をおそれて一切の罪を告白したので、ジョンは今度こそ本当に晴天白日の身となり、油田を取りかえした上に、再び懐しい妻子と幸福な家庭生活を営めるようになった。

解説

「最後のギャング」のエドワード・G・ロビンソン主演映画で、エンダー・ポーム、ドロシー・ヨースト合作、デイヴィッド・ヘルツ、ウィリアム・ルドウィグ脚色「カッスル夫妻」のH・C・ポッター監督、「噫初恋」のクライド・デ・ヴィナ撮影、「大都会」のルース・ハッシー、ジーン・ロックハート、ボブス・ワトスン助演。

  • 配給
  • MGM支社
  • 製作国
  • アメリカ(1939)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト