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山河を越えて

東京から汽車で三、四時間のある山村に、良雄の一家は戦争中疎開して来て、そのままに住みついていた。父は勤めが東京なので、会社に泊り込んで週末に帰って来るだけだった。良雄は川岸で仔犬をひろって来て、ローと名をつけて育てたが、ローは大変利口な立派な犬に成長した。ちょうどその頃、東京に一家が一緒に住むことの出来る部屋が見つかったが、庭のない二階の部屋で、犬を連れて行くことが出来ないので、良雄は涙をのんでローを友達の家へあずけて出発した。ところがローは一家のあとを追って、途中犬殺しに追われたり、色々な危難にたえながら、その間には、泥棒を追っぱらって人助けをしたりして、遂に良雄一家の許へたどりつき、やがて昔のように良雄と一緒に暮すことが出来るようになった。

解説

文芸プロダクション第一回作品で、東映が配給に当る。山口順弘が脚本をを書き監督に当るもので、撮影は廣川朝次郎。出演者は夏川静江と嵯峨善兵、劇団若草の青柳光が主な役を受持ち、スコットランド産コリー種の名犬プリンス号が主役として活躍する。

1952年9月4日より

  • 配給
  • 東映
  • 製作国
  • 日本(1952)
  • ジャンル
  •  
  • スタッフ・キャスト