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組織暴力

大都会の盛場では利権をめぐって暴力団の矢東組と赤松組が対立していた。関西の新生会は赤松組をバック・アップし関東への勢力拡大をもくろんでいた。劣勢の矢東組の高杉は拳銃入手のため、拳銃ブローカー河北の紹介で横浜の密輸商ハリソン商会を訪ねたが売買を強要したため、組織の発覚を恐れた今西に殺されてしまった。次に矢東組は資金ぐりのため、賭場を開張した。折りから警視庁の浦上警部は組織粉砕にのり出し、拳銃ブローカーや、矢東組、赤松組の関係者を逮捕したが、結局内情は掴めずじまいだった。一方新生会はついに発会式を行なうまでにこぎつけた。捜査本部はここで暴力団撲滅に一段と拍車をかけた。形勢に驚いた暴力団の黒幕大田黒は、両派の抗争が原因で組織を根絶されては元も子もないと、表面上両派に偽装解散を命じた。さて高杉晋次は兄の死の謎を解くため、関西に飛び、今西の犯行をつきとめるや、河北と渡り合い、この銃声が、手をゆるめていた浦上警部を再び捜査に乗り出させるきっかけになった。晋次は密輪の情報を浦上に伝え、刑事らと直ぐに横浜に飛んだ。彼らはちょうど停泊していたフィリピンの観光船に飛び込んだ。そしてハリソン商会のゴードンが拳銃の運び屋であることをつきとめたが、意外にもハリソンが外交官の証明書を持っていたので、その場は無念の涙をのんだ。もはや大田黒の差し金であることは疑いない。税関フリーパスのトランクが浦上の目の前を−−と晋次がスパナで一撃した。トランクの中からは夥しい数の密輸拳銃がこぼれ出てきた。ゴードンはその場で逮捕され、ゴートンの兇弾に倒れた晋次の死体を抱き上げながら、走り去る大田黒の車を鋭い浦上の目が追っていた。

解説

「ゴキブリ部隊」のコンビ、佐治乾と鈴樹三千夫が共同でシナリオを執筆し、「愛欲」の佐藤純彌が監督したギャングもの。撮影は「ボスは俺の拳銃で」の仲沢半次郎。

1967年2月25日より

  • 配給
  • 東映
  • 製作国
  • 日本(1967)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト