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三等兵親分出陣

日支事変勃発から三年を経ると、ようやく日本軍の人員の消耗が目立ってきた。そんな時、中林や兵頭たち七人の仲間が補充兵として大陸に渡ってきた。武陽の押田部隊に配属されたのである。これがとんでもない部隊で、部隊長の押田大尉は、馴染みの芸者福助と毎日遊び歩き、部下も昼間から花札賭博にふけるという有様だった。中林は衛生兵として井上軍医の下で働く事になったが、井上は一ノ瀬見習士官と軍の粛清を計っていた。そして、押田をまるめ込んだ足立曹長が、塩の横流しをしている証拠を握ろうと苦心していた。一方、兵頭は労働者を使って掩体壕を掘っていたが、"苦力頭"のワンタンが邪魔で思うようにならなかった。ある日、中林のもとに、シューマイという老人が診療にきた。その娘彩花に会って、中林は少しポーとなったが、実はシューマイは周毛という八路軍人だった。また、ワンタンも王大成という同志だった。その秘密を知った兵頭は、王大成を尾行したものの深追いして捕虜になってしまった。一方中林たちは仮眠所の棺桶の中身が塩であることを発見したが足立と押田に捕えられた。そして、廃虚に連れ込まれたのだが、そこは八路軍の本拠で、全員捕虜になった。ここで、サーカスでの経験を生かした豊川は綱渡りで脱出、一ノ瀬と連絡をとった。そして、中林を訪ねてきた彩花を人質にすると、中林たちとの交換と要求し、中林や足立を助け出した。その直後に一ノ瀬は廃虚に猛攻を加えたが、砲撃が静まった廃虚には、八路軍の影はなかった。しかし、この事件で、押田、足立らの塩の横流しが明らかになり、軍法会議にかけられることになった。一方、中林や兵頭たちは、軍隊の裏を知りすぎたため、手柄を認められるどころか、前線に送られることになった。それでも彼らの顔は明るく、元気に前線に向っていった。

解説

前作「三等兵親分」の棚田吾郎がシナリオを執筆、「ゴキブリ部隊」の小山幹夫が監督したシリーズ第二作目。撮影はコンビの坪井誠。

1966年10月1日より

  • 配給
  • 東映
  • 製作国
  • 日本(1966)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト