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夜のいそぎんちゃく

浜口洋子は素晴しい肉体と天使のように純真な心を持った可愛い娘である。たった一人の肉親である妹和子の罪をかぶって少年院に送られるが、天衣無縫な洋子はたちまち人気者になってしまう。一年半後、釈放された洋子は保護司である和田神父の教会に引取られる事になった。教会の青年部に所属する井川と柴崎は洋子の魅力のとりことなり、さかんにモーションをかける。神父からキリスト教とは愛の教えである、他人の為に生きる事が人間にとって大切であると隣人愛について話をうけた夜、井川に強引に礼拝堂へ誘われた洋子はキリスト像を見つめながらあっさりと身体を許した。さらに奉仕活動のキャンプ場では柴崎とも結ばれ、洋子に夢中になった二人は毎夜交替で礼拝堂に忍び入り愛の交歓を行うのだった。ある夜、神父は洋子と柴崎が抱擁しているのを目撃し、愕然となった。そして洋子を二人から引離すため、神父はアパートを借りてそこに洋子を住まわせ、以後毎日通って指導する事にしたが、次第に洋子の若々しい肉体と純真な心に惹かれていった。単調な毎日に退屈した洋子が遊びにいったシャンソン喫茶で飛び入りで歌ったところ、これが客の喝采を浴びて店の専属歌手として契約する事になった。また、洋子の魅力にまいってしまった、神父は聖職を投げうち、妻とも別れて洋子のマネージャーとして一緒に生活する決心をした。洋子の歌はますます客に受け、四六時中付添って世話をする和田にとって多忙だが幸わせな毎日が続いた。しかし、表向きは親子と称してきた二人の生活に、やがて破局が訪れた。若いファンから結婚を申込まれた洋子は承諾するが、嫉妬に狂った和田が洋子の過去をぶちまけてしまうのだった。

解説

「でんきくらげ」につづいて、渥美マリの魅力が踊る軟体動物シリーズ第四作。脚本は「与太郎戦記 女は幾万ありとても」の舟橋和郎、監督は「喜劇 おひかえなすって!」の弓削太郎。撮影も同作の上原明が担当。

1970年7月1日より

  • 配給
  • ダイニチ映配
  • 製作国
  • 日本(1970)
  • ジャンル
  •  
  • スタッフ・キャスト