作品 映画館 ニュース

沿岸警備船

アラスカ沿岸の警備船隊指揮官メイス中佐は警備船ナイオブ号船長ランドル中尉を転任せしめ、後任に中尉の令息メイス中尉を任命した。ところがメイス中尉は幼時母と航海中大暴風に遭遇し死線をさまよったことがあり、そのため水に対する恐怖症になっていた。ランドル中尉にはシアトルに踊り子のコニイ・ドウスンという愛人があった。ある日彼女はレジイのヨットで開かれた宴会に招待されたが、船中にモーガンの一味が密猟のラッコ皮を多量に隠しているのを見て、レジイは彼を詰問したため、モーガンの相棒ニックは彼を射殺してしまった。その時かねてから言い寄っていたモーガンに誘い出されて偶然これを目撃した。悪漢たちは直ちに彼女をさらってどこかへ逃走してしまった。この事件が公になると中佐はランドル中尉をメイス中尉に協力せしめ、沿岸ギャングの捕縛に派遣した。ランドルは愛人の行方を捜索し港々を偵察したがようとして判らなかった。ある島の付近に怪しい船を嗅ぎつけた彼は、不幸悪漢たちの計に陥り、これも飛行機で偵察に失敗したメイス中尉と共に敵の虜となってしまった。奸智に長けたモーガンは警備本部へラジオを以って偽りの報告をさせようとしたが、ランドルは巧みに暗号を使って現在の危急と悪漢たちの所在地を知らしたので、警備隊の主力は直ちにそこへ向かって集中された。ランドルはニックの情婦が寝返りを打ったのに乗じてモーガンを逆襲したが、彼は陸地に逃げ全力をあげて警備隊撃退に傾けた。壮烈な射撃戦は海に魚雷、空に飛行機を加えて凄惨を極め、ついにランドルの決死的爆弾投げが功をし奏し悪漢団は全滅した。静かに進む警備船の甲板にコニイはランドルの胸に抱かれた。

解説

「南方の騎士」「紅唇罪あり」のジョン・ウェインが主演する映画で、ドレル・マクゴワンとスチュアート・マクゴワンの原作をジョージ・ワグナーが脚色し、フランク・ストレイヤーが監督にあたり、アーチー・スタウトが撮影した。助演には「快速突破隊」のナン・グレイ、「三角の月」のウィリアム・ベイクウェル、「丘の一本松」のファジー・ナイト、ラッセル・ヒックス、等である。

  • 配給
  • ユニヴァーサル
  • 製作国
  • アメリカ(1936)
  • ジャンル
  •  

公式サイトはこちら