ネバーエンディング・ストーリー3

中学生になったバスティアン(ジェーソン・ジェームズ・リクター)は、父親の再婚で新しい学校に転向したが、初日から不良グループ“ナスティーズ”に目を付けられ、追いかけ回される。図書室に逃げ込んだ彼は、古本屋をたたんで司書として働いているコレアンダーさん(フレディ・ジョーンズ)と再会。バスティアンは再び、あの『ネバーエンディング・ストーリー』を手にする。本のページは前より増えており、コレアンダーさんは「本を読んでいない時でも物語は続いていくんだよ」と言う。そこにはまさに、不良たちに追われ図書室に逃げ込むバスティアンの姿が書かれていた。彼は本を開いて強く願い、ファンタージェンへと消える。床に落ちた本を見つけたナスティーズのリーダー・スリップ(ジャック・ブラック)は、開かれたページを読み進むうちにバスティアンの行方とファンタージェンを支配する方法を知る。ファンタージェンへと逃れたバスティアンが、ファルコンやノームの森の老夫婦エンギウックとウルグルと再会したのも束の間、突然、大地と空が火を吹き、美しい世界に異変が起こり始めた。本を手に入れたスリップの“よこしまな心”が原因だった。幼ごころの君(ジュリー・コックス)は、どんな願いも叶う護府・アウリンをバスティアンに授け、本を取り戻すように頼むが、彼と一緒にロックバイター・ジュニアやファルコンたちも現実世界に飛ばされてしまう。バスティアンはいたずら好きのジュニアを隠し通すのにひと苦労するが、彼の留守中に妹のニコル(メロディ・ケイ)がアウリンを持っていってしまう。本を読んで先回りしたナスティーズがアウリンを奪ったために、現実世界までが、彼らの“よこしまな心”によって破壊と混乱をもたらされる。バスティアンは今こそ勇気を奮って彼らにカラテで立ち向かう。彼がアウリンを取り戻すと、2つの世界には平和が戻った。

解説

架空の国ファンタージェンの危機を救う少年バスティアンの活躍を描いた、SFXファンタジーの第3弾。ミハエル・エンデのベストセラー小説『はてしない物語』(岩波書店)のキャラクターをモチーフにしたカリン・ハワードの原案を、ジェフ・リーバーマンが脚色。監督には「ランボー3 怒りのアフガン」のピーター・マクドナルドが当たった。製作はシリーズの産みの親であるディーター・ガイスラーと、前作から参加しているティム・ハンプトン。撮影は「ヘル・レイザー」「ザ・フライ2 二世誕生」のロビン・ヴィジョン、美術は「キャバレー」でアカデミー賞を受賞し、第一作も手掛けたロルフ・ツェートバウアー。「スーパーマン」でオスカーに輝いたデレク・メディングスが特殊効果スーパーバイザーを手掛け、クリーチャー関連の効果をジム・ヘンソン工房が、冒頭のデジタル視覚効果をトッカータ・ニュー・イメージ・プロダクションが担当。音楽はオリジナル・スコアをピーター・ウルフが書き、ロクセット、アリーヤ、インナー・サークル、シールらの挿入曲が全編に流れる。主演は「フリー・ウィリー」で注目されたジェーソン・ジェームズ・リクター。共演は「嵐の中で輝いて」のジュリー・コックス、「ワイルド・アット・ハート」のフレディ・ジョーンズら。

  • 配給
  • 東宝東和
  • 製作国
  • アメリカ ドイツ(1994)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト