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めぐり逢い(1994)

元フットボールの花形選手で人気スポーツ解説者のマイク(ウォーレン・ベイティ)は、オーストラリアに向かう飛行機内で、美しい女性テリー(アネット・ベニング)と出会う。その直後、エンジンが故障して機は珊瑚礁の島に不時着し、乗客たちは通りがかったロシアの客船に助けられる。2人は束の間、共に船旅をすることになり、互いに引かれ合う。プレイボーイのマイクは年貢を納める形でキャスターのリン(ケイト・キャプショー)と婚約した直後で、歌手のテリーも激しいときめきよりも自分を穏やかに包んでくれる人をと思い、実業家のケン(ピアース・ブロスナン)と婚約していた。運命の相手と出会うことは諦めかけていた2人だが、互いの出現により思いは乱れる。そんな時、船はボラボラ島に数時間寄港することになり、マイクはテリーを誘って上陸し、島に住む年老いた伯母ジニー(キャサリン・ヘップバーン)を訪ねる。亡き夫を今も愛する彼女はマイクの幸福な結婚を願っており、テリーに「やっと本当の相手を見つけたのね」と言う。島で過ごした短い時間は2人の心を一層結びつけ、船に戻った彼らはためらいを捨てて愛し合う。そしてニューヨークへ戻る飛行機の中で、彼らはこれまでの生活を捨てて新しくやり直すことを約束する。それぞれが婚約を解消し、新しい仕事を見つけて3ヶ月後の5月8日、エンパイア・ステート・ビルの展望台で再会しようと誓う2人。もしどちらかが現れなくても非難せず、電話もしないことを約束して彼らは別れた。マイクはリンとの婚約を解消し、贅沢な生活をやめて小さな大学のコーチの職を得、テリーもケンと別れて幼稚園の先生として生計を立てる。そして約束の日。テリーは渋滞に巻き込まれたタクシーから降り、歩いて向かおうとした時、後ろから来た車にはねられた。待ち続けるマイクの前にテリーは現れず打ちのめされるが、あの約束が自らを縛る。彼女に渡すはずの自ら描いた絵は、ビルのレストランに提供してしまった。季節は過ぎ去り、クリスマスがやってきた頃、レイ・チャールズ(本人)のコンサートで2人は偶然再会する。テリーはケンを同伴していた。その夜、マイクはテリーの部屋を訪ねる。互いの気持ちに気づきながら、別れる決意をする2人。マイクが立ち去ろうとした時、彼女の部屋にあの絵があるのを見た。彼はその時、初めて彼女の気持ちを知り、2人はしっかりと抱き合った。

解説

運命の出会いを果たした男女の恋を描く、ロマンティックなラヴ・ストーリー。レオ・マッケリー監督、シャルル・ボワイエ、アイリーン・ダン主演の「邂逅」(39)、同じくレオ・マッケリー監督、ケイリー・グラント、デボラ・カー主演の「めぐり逢い(1957)」と過去2回映画化された物語を、「バグジー」のウォーレン・ベイティとアネット・ベニングの夫婦コンビの主演でリメイク。ベイティは製作及び、「ザ・ファーム 法律事務所」のロバート・タウンと共同で脚本も手掛けている。監督は『偽りのヘブン』『ワイルダー・ナパーム』(両作共にビデオ発売のみ)のグレン・ゴードン・キャロンが当たった。撮影は「明日に向って撃て!」「訴訟」のコンラッド・ホール、音楽は「ディスクロージャー」のエンニオ・モリコーネの両巨匠が担当。美術はフェルナンド・スカルフィオッティ、衣装は「バリー・リンドン」「ダメージ」のミレナ・カノネロ。ベイティのラヴコールに応えて「黄昏(1981)」以来13年ぶりに映画出演を果たしたキャサリン・ヘップバーンのほか、「ミセス・ダウト」のピアース・ブロスナン、「ブラック・レイン」のケイト・キャプショー、自身の役で特別出演のレイ・チャールズらが共演。

1995年4月15日より

  • 配給
  • ワーナー・ブラザース映画
  • 製作国
  • アメリカ(1994)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト