ベスト・キッド4

戦功賞授賞式に出席するためワシントンD.C.を訪れた空手の師範ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)は、亡き戦友の未亡人ルイザ(コンスタンス・タワーズ)の家に招かれ、彼女の孫娘ジュリー(ヒラリー・スワンク)と出会う。両親を事故で失った彼女は孤独心から反抗的になり、ルイザを困らせていた。ミヤギは彼女に空手を教えることで更生させようと申し出る。祖母をカリフォルニアの彼の家に送り出し、ジュリーとミヤギの共同生活が始まった。ミヤギは、ジュリーの反抗の原因が彼女の通う高校にあることを知る。学校では軍人上がりのデューガン大佐(マイケル・アイアンサイド)率いる生徒の自警団が幅を利かせていた。彼女の数少ない心の拠り所は、傷ついた鷹とボーイフレンドのエリック(クリス・コンラッド)の存在だった。そんなある日、車に轢かれそうになったジュリーは反射的にジャンプして難を逃れる。ミヤギは彼女の抜群の反射神経を見抜き、空手の秘伝を伝授するため山中にある禅宗の寺院へ向かう。途中、荒くれ者を蹴散らしたミヤギを見て、ジュリーは少しずつ心を開き始めた。寺院での生活と修行はジュリーに心の落ちつきを与え、空手の腕も上がった彼女は僧侶たちとも仲良くなった。ひと回り成長して家に帰った彼女は、エリックと参加するダンスパーティーに胸を躍らせる。だが、自警団の連中がパーティーを台なしにしてしまう。しかも、かねてジュリーに目を付けていた自警団のリーダー格、ネッド(マイケル・カヴァリエリ)が仲間とともに波止場でエリックを袋叩きにした上に、デューガンが現れてさらにエリックをいたぶる。駆けつけたジュリーはみごとネッドを撃退し、デューガンもミヤギの拳の前に破れ去った。自警団は解散し、学校に平和が戻った。

解説

空手の達人、ミヤギと愛弟子ダニエル少年の交流を描き、前3作で世界興収3億ドル以上を挙げた青春アクション映画のシリーズ第4作。ダニエルに代わり、今回は少女ジュリーがミヤギの弟子となって登場する。監督は前作までのジョン・G・アヴィルドセンから「ヤングガン(1988)」『ピュア・カントリー』(V)のクリストファー・ケインに交代。製作はシリーズ全作を手掛けるジェリー・ワイントローブ、脚本は新聞の海外特派員から脚本家に転じたマーク・リー。撮影は「イージー・ライダー」などの名手ラズロ・コヴァックス、音楽は前3作に続いてビル・コンティ、スタント・コーディネーターは「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」シリーズのパット・ジョンソンが担当。主役のミヤギには第1作以来のノリユキ・パット・モリタ、ジュリーには本作でデビューしたヒラリー・スワンク。「今そこにある危機」のクリス・コンラッド、「フリー・ウィリー」のマイケル・アイアンサイド、「騎兵隊」「裸のキッス」などのベテラン、コンスタンス・タワーズらが共演。

1995年2月25日より

  • 配給
  • 松竹(配給協力=コロンビア トライスター映画)
  • 製作国
  • アメリカ(1994)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト