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ジャングル・ブック(1994)

20世紀初頭、イギリス支配下のインド。英国軍将校ブライドン少佐(サム・ニール)の一行が、新たな任地へ向けてジャングルを進んでいた。その夜、野営地をジャングルを支配する虎が襲った。戦いの混乱の末に、インド人ガイドの5歳の息子モーグリがジャングルに取り残されてしまう。モーグリは黒豹、熊、そして狼たちによって育てられ、たくましく成長していった。20年近い歳月が過ぎ去った。ブライドン少佐の娘キティ(リナ・ハーディー)も美しく利発なレディへと成長していた。ある日、父の友人で軍医のプラムフォード博士(ジョン・クリース)らとジャングルに写生に出掛けた彼女は、密林の奥でモーグリ(ジェイソン・スコット・リー)と出会う。彼の心に恋の感情が芽生え、キティが忘れられない彼は、ついに文明社会に踏み出し、屋敷に潜り込む。彼の腕に光るブレスレットを見たキティは、彼が20年前に行方不明になった少年であることを知る。キティとプラムフォード博士により、彼は人間としての教育を受ける。彼の英語は日増しに上達し、キティは彼を知れば知るほど引かれていった。そんな2人を、彼女に恋するブーン大尉(ケーリー・エルウェス)は苦々しく見ていた。大尉はモーグリの持っていた短剣が失われた伝説の都、フナマン王朝の遺跡のものだと知り、彼をその場所に案内させて財宝を我が物にしようと企んでいた。そうとも知らず大尉のプロポーズを受けてしまったキティに、モーグリはショックを受ける。そしてそんな彼に追い打ちをかけるよう、大尉たちに屈辱を与えられ、モーグリはついにキティに別れを告げ、ジャングルに帰った。キティは彼の無垢な心を踏みにじった大尉を許せず婚約を解消する。激怒した大尉は本性をあらわして、キティとブライドン少佐を人質にとり、モーグリをおびき寄せる。モーグリは動物たちの協力を得て大尉一味を退治し、キティたちを救出、再び密林に平和をもたらした。

解説

密林の中で動物たちに育てられた青年モーグリの愛と冒険を描いたアドベンチャー・ロマン。ノーベル文学賞受賞作家ルドヤード・キプリングが1894年に発表した同名小説の3度目の映画化。監督・脚本は「ガンメン」の脚本を手掛けたスティーヴン・ソマーズ。製作は「刑事ジョン・ブック 目撃者」のエドワード・S・フェルドマンと、「独身SaYoNaRa! バチェラー・パーティー」のインド人プロデューサー、ラジュ・パデル。エグゼクティヴ・プロデューサーはラジュの実父シャラド・パテルとマーク・デーモン、ローレンス・モートフ。撮影は「愛の選択」「心のままに」のファン・ルイス・アンシア、音楽は「シリアル・ママ」のバジル・ポールドゥリス、美術は「遙かなる大地へ」のアラン・キャメロン、衣装は「遠い夜明け」「三銃士(1993)」のジョン・モロが担当。主演は「モアイの謎」のジェイソン・スコット・リー。共演は「日の名残り」のリナ・ハーディー、「マウス・オブ・マッドネス」のサム・ニール、「フランケンシュタイン(1994)」のジョン・クリース、「ダリアン」のケーリー・エルウェスら。

1995年7月8日より

  • 配給
  • ギャガ・コミュニケーションズ=ヒューマックス・ピクチャーズ
  • 製作国
  • アメリカ(1994)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト