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ジム・キャリーはMr.ダマー

リムジンの運転手をしているロイド・クリスマス(ジム・キャリー)は、空港まで送り届けた社交界の美女メアリー(ローレン・ホリー)にひと目惚れ。高級リゾート地アスペン行きの飛行機に乗った彼女が、空港のターミナルにスーツケースを忘れたのを目撃するがひと足遅く、飛行機は出発した後だった。ロイドはこのケースを届ければ彼女とお近づきになれ、リッチにになれると考える。その後を、大富豪のメアリーの両親、ヘレン(テリー・ガー)とカール夫婦の友人であるニコラス(チャールズ・ロケット)に雇われた凶悪犯のジョー(マイク・スター)とJ.P.(カレン・ダフィー)が追っていた。ニコラスはメアリーの夫、ボビーを誘拐した犯人であり、スーツケースの中にはボビーを開放する身代金が入っていたのだ。ロイドはペット運搬の職を失った相棒のハリーと共に、犬型の自動車でアスペンを目指した。途中、ヒッチハイカーを偽ったジョーが2人の車に乗り込むが、彼らのイタズラで唐芥子がたっぷり入ったホットドッグを食べさせられてあえなく昇天してしまう。2人は行き先々で騒動を起こすが、全くお構いなし。目的地に着いた彼らは、ケースの中の大金を見つけ豪遊する。そして2人はメアリーに近づき、彼女に夫がいるとも知らずに恋のさや当てを演じる。ハリーが彼女とデートしているのを目撃したロイドは、下剤入りのコーヒーを飲ませて復讐する。ロイドはメアリーをホテルのスイートルームにエスコートした時、密かに様子を伺っていたニコラスが現れた。ハリーも捕らえられ、3人は絶体絶命。そこへ警官隊が踏み込み、ニコラスは逮捕された。恋は手に入れ損なったが、友情を取り戻したロイドとハリーは再び旅に出た。

解説

茶目っ気たっぷりでどこか憎めない大ボケ2人組の珍道中を描いたロードムービー調のコメディ。「マスク(1994)」「バットマン・フォーエヴァー」と波に乗るジム・キャリーのジェリー・ルイスばりの珍妙な扮装と動作、「スピード」のジェフ・ダニエルズの、これまでのイメージをかなぐり捨てたトボけた演技と、主演コンビによる下ネタやくだらないギャグの個人芸合戦が爆笑・失笑を誘う。監督は本作がデビューとなるピーター・ファレリー。脚本はファレリー、実弟のボビー・ファレリー、学生時代からの友人ベネット・イェリンの共同。製作はチャールズ・B・ウェスラー、「クルーレス」のスティーヴ・ステイブラーとブラッド・クレヴォイ。撮影は「ヴィデオドローム」「D2 マイティ・ダック」のマーク・アーウィン、美術はMTVで活躍するシドニー・J・バーソロミュー・ジュニア 。音楽は異色ロック・アーティストのトッド・ラングレンがスコアを書き、プロクレイマーズ、ディー・ライトなどの挿入曲が使われている。共演は「ドラゴン ブルース・リー物語」のローレン・ホリー、「トッツィー」「未知との遭遇」のテリー・ガーなど。

1995年9月15日より

  • 配給
  • ギャガ・コミュニケーションズ=ヒューマックス・ピクチャーズ
  • 製作国
  • アメリカ(1994)
  • ジャンル
  •  
  • スタッフ・キャスト