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グラス・シールド

ポリスアカデミーを卒業した新米黒人警官J.J.(マイケル・ボートマン)は配属された署にはじめからなじめなかった。そこは業腹な署長マッセイ(リチャード・アンダーソン)の下、古参の刑事ベイカー(マイケル・アイアンサイド)とその相棒ホール(M・エメット・ウォルシュ)が仕切る“突撃隊”と称する粗暴な白人警官が幅をきかせる腐敗に満ちた場所で、黒人のJ.J.は唯一の女性ゆえ同じく孤立がちのデボラ(ロリ・ペティ)としか親しくなれなかった。そんな矢先、J.J.は同僚のボノー巡査と黒人のテディ(アイス・キューブ)を強引なやり方で検挙。彼はグリーンスパン(エリオット・グールド)という裕福な中年男の妻を殺した容疑で告訴され、J.J.はボノーの頼みでテディを交通違反で検挙したと裁判で語り、心ならずも偽証してしまう。ところが、この裁判を契機に弁護士のロケット(バーニー・ケーシー)ら一部の良識派が、これ以前から同署でまかりとおっていた容疑者の暴行・殺人や市の有力者の犯罪のもみ消しなど、どす黒い腐敗を糾弾。J.J.も凶器の拳銃の登録番号の書き換えなど、証拠の捏造をみつけ、デボラの助けを得て独自の調査を署内で進める。ほどなく、署長一派の悪事が露見するにつれ、J.J.とデボラへの圧迫も強まり、ある日デボラはリンチされ入院する。J.J.は警察と市の腐敗の証拠物件をロケットらに渡し、署内は司法省の手入れを受ける。しかし、これで一件落着と思ったのも束の間、署長らはボノーにJ.J.の偽証の一件を証言させ、J.J.を公民権法違反で告発、事態は解決せず、J.J.は悲嘆と後悔の涙にくれるのだった。

解説

心ならずも偽証に加担したことから、警察内部の腐敗に巻きこまれていく黒人警官をめぐるポリス・サスペンス。監督・脚本はチャールズ・バーネット、製作はトム・バーンズ、キャロライン・シュローダー、エグゼクティヴ・プロデューサーはチェット・ウォーカー、撮影は「マザーズボーイ 危険な再会」のエリオット・デイヴィス、音楽は「ポリス・アカデミー4 市民パトロール」「ポリス・アカデミー5 マイアミ特別勤務」のスティーヴン・テイラー、編集は「カウガール・ブルース」のカーティス・クレイトンがそれぞれ担当。出演は「旅立ちの時」のマイケル・ボートマン、「フリー・ウィリー」「タンク・ガール」のロリ・ペティ、「ハイヤー・ラーニング」のアイス・キューブ、「スキャナーズ」「レッド・スコルピオン2」のマイケル・アイアンサイド、「ロング・グッドバイ」「バグジー」のエリオット・グールド、「ブレードランナー」のM・エメット・ウォルシュ、「シャーキーズ・マシーン」のバーニー・ケーシーほか。

1995年10月27日より

  • 配給
  • HRSフナイ
  • 製作国
  • アメリカ(1994)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト