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わかれ路(1994)

著名な建築家ヴィンセント・イーストマン(リチャード・ギア)は、妻サリー(シャロン・ストーン)と13歳の娘ミーガン(ジェニー・モリソン)がありながら、今はコラムニストのオリヴィア(ロリータ・ダヴィドヴィッチ)と同棲している。サリーはヴィンセントとは仕事のパートナーに徹していたが、彼の方は彼女に未練がある様子だった。ある日、施工主と些細なことで衝突した彼に、同僚のニール(マーティン・ランドー)は心配する。一方、新生活を始めようとしながらも煮え切らない彼の態度に、時折オリヴィアはいらついた。ある日、ヴィンセントが自分の設計した美術館の落成式に出かけると、パーティにはサリーの新しい恋人も出席していた。そして突然、酔ったオリヴィアが姿を現わし、サリーと対面した。いたたまれなくなったヴィンセントは、オリヴィアを連れて会場を抜け出す。泣きながら彼への激しい思いを叩きつける彼女を雨の中に残し、車を走らせたヴィンセントは彼女へ宛てた別れの手紙をしたためる。夜が明けて、手紙を投函できぬままポストの前に立ちすくす彼は、牛乳配達を手伝う赤毛の小さな少女に、オリヴィアの面影を見る。その瞬間、迷いが消えた彼は彼女の留守番電話に激しい愛の告白を吹き込む。車を飛ばして彼女の元へ急ぐ途中、事故に遇った彼は病院へ担ぎ込まれるが、間もなく死亡する。サリーは遺品を受け取り、あの投函されなかった手紙を読む。留守番電話を聞いたオリヴィアも事故を知り、病院へ駆けつけた。2人の女は、それぞれの思いを胸に秘め、その場を別れた。

解説

妻と愛人の間で揺れ動き、人生の岐路に立って選択を迫られる男の姿を描いた恋愛映画。ポール・ギマールの小説 Les Choses de la vie(邦訳『わかれ路』)を映画化した70年のフランス映画「すぎ去りし日の…」(クロード・ソーテ監督、ミシェル・ピコリ、ロミー・シュナイダー主演)を、「フォー・ザ・ボーイズ」のマーク・ライデル監督がリメイク。製作は「ブレードランナー」のバッド・ヨーキンとライデルの共同。エグゼクティヴ・プロデューサーはフレデリック・ゴルチャン。脚本は「ザ・ファーム 法律事務所」のデイヴィッド・レイフィールと「アニー・ホール」のマーシャル・ブリックマン。撮影は「硝子の塔」のヴィルモス・ジグモンド、音楽は「デーヴ」のジェームズ・ニュートン・ハワードで、ハーモニカ演奏は『夜叉』などで知られるトゥーツ・シールマンス。美術はハロルド・マイケルソンが担当。主演は「ブレスレス」「ジャック・サマースビー」に続いてフランス映画のリメイクに出演となったリチャード・ギア、「氷の微笑」「硝子の塔」など従来の官能的なイメージから脱皮を図り、貞淑な人妻を演じるシャロン・ストーン、「レイジング・ケイン」のロリータ・ダヴィドヴィッチ。助演は「タッカー」のマーティン・ランドー、本作で映画デビューした14歳のジェニー・モリソンら。

1994年06月11日より

  • 配給
  • UIP
  • 製作国
  • アメリカ(1994)
  • ジャンル
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