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ゴッド・アーミー 悪の天使

神父に任命される直前に信仰への疑問を覚え、数年後に刑事となったトーマス(エリアス・コティーズ)は、ロサンゼルスのアパートで起きた殺人事件の捜査に当たる。事件は2人の男が争った末にひとりが窓から墜落死し、もうひとりは逃走したと見られた。現場に残された聖書には「天国の2番目の戦い」という存在しないはずの黙示録の最終章が記されていた。そして解剖の結果、被害者は人間ではないことが判明。同じ頃、アリゾナでは、ロスの格闘で傷を負った男が教会に安置されたホーソン大佐の死体の口から、その魂を吸い取った。男はシモン(エリック・ストルツ)という天使で、死を悟った彼は、ナバホ族の少女マリアの体の中に大佐の魂を隠す。一方、ロスでは神に裏切られたのを恨み、天国を破壊し人類を排除するための戦いを指揮する大天使ガブリエル(クリストファー・ウォーケン)は、手下のウジエルがシモンに倒されたことを知る。彼は人類抹殺の切り札として、強力な軍団を指揮できるホーソン大佐の邪悪な魂を必要としていた。シモンは彼らの陰謀を阻止すべく、地上に送り込まれていたのだ。ガブリエルはアリゾナに向かい、時を同じくしてトーマスも事件の捜査で現地を訪れ、マリアとその教師キャサリン(ヴァージニア・マドセン)と知り合う。シモンを殺したガブリエルは、少女の体に隠された大佐の魂を奪おうとするが、トーマスとキャサリンに阻まれる。天国の覇権を巡る戦いに巻き込まれたことを知った2人は、ナバホ族の呪医(演じるは本物の呪医ジョーンズ・ベナリー)に、その魂を引き離してもらおうとする。ガブリエルは病院で死んだ患者レイチェル(アマンダ・プラマー)を生き返らせて使者に仕立て、執拗にマリアを狙う。この機会にガブリエルを倒そうとする、キリストそっくりの風貌の悪魔ルシファー(ヴィーゴ・モーテンセン)も現われ、壮絶な超能力戦が展開された。ついにルシファーはガブリエルを倒し、地球の命運は保たれた。

解説

聖書に描かれたイメージとは正反対に、破壊と死をもたらす天使が登場し、敵対する天使や悪魔、人類と三つ巴の戦いを繰り広げる異色のサイキック・アクション。監督・脚本は「ハイランダー 悪魔の戦士」「バックドラフト」の脚本を手掛けたグレゴリー・ワイデンで、彼の監督デビュー作。製作はジョエル・ソアソン。撮影はブルース・ダグラス・ジョンソン(アリゾナ)とリチャード・クレイボウ(LA)。編集は「キャプテン・スーパーマーケット」などのベテラン、ソニー・バスキンがそれぞれ担当。出演は、「パルプ・フィクション」のクリストファー・ウォーケンが大天使ガブリエル役を怪演するほか、同作のエリック・ストルツとアマンダ・プラマー、「ミュータント・タートルズ」のエリアス・コティーズ、「キャンディマン」のヴァージニア・マドセン、「プレイデッド」のヴィーゴ・モーテンセンら、クセ者揃いのキャスト。

1994年12月10日より

  • 配給
  • 日本ビクター=東北新社
  • 製作国
  • アメリカ(1994)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト