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『西の魔女が死んだ』完成披露舞台挨拶

2008.02.28

この素晴らしい映画で皆さんと過ごした時間は、私にとって宝物になりました
日時:2008年2月26日(火)
会場:有楽町:朝日ホール
登壇者:サチ・パーカー、高橋真悠、高橋克実、木村祐一、長崎俊一(監督)、手嶌葵(主題歌)
『西の魔女が死んだ』完成披露舞台挨拶
100万部を超える大ロングセラーを記録した『西の魔女が死んだ』が待望の映画化。少女が“西の魔女”と呼ばれるおばあちゃんと過ごす優しさに満ちた、ゆったりとした時間の中で自分を発見していく、爽やかな感動作だ。おばあちゃんを演じたサチ・パーカーは幼少時代を日本で過ごし、日本語も堪能。劇中と同じように優しく観客に語りかけた…。


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皆さん、まずはひと言お願いします。
■長崎:「主人公の少女といっしょに、おばあちゃんの家に行くような気持ちでぜひ観てください。」
■サチ:「私は2歳から12歳まで日本で過ごしました。東京の代々木上原というところに住んでいました。思い出がいっぱいあって、日本は私の故郷です。日本映画に出られるなんて、夢にも思っていなかったので嬉しいです。」
■高橋真悠:「映画は初めてで、演技をすることも初めてでした。でも、とっても良い作品なので、ハンカチを用意して観てください。」
■木村:「嫌われ役を演じたんですが、映画は泣ける、いい作品になってると思います。」
■高橋克実:「郵便屋さんの役で、出番はあまりないんですが…。こんな私でもきれいな涙が出てしまう、そんな映画です。観終わって、しばらく椅子から立ち上がれないような映画だと思います。」
■手嶌:「こんな素晴らしい作品の主題歌を歌わせていただけるのは、とても嬉しいです。」
この原作を映画化するに当たって留意された点は?
■長崎:「少女が成長していく過程の、感情の機微に注意したつもりです。まさにそこで生活しているんじゃないか、と感じられるようなキャスティングができたと思います。」
日本映画の現場はいかがでしたか?
■サチ:「素晴らしい原作とスクリプト、素晴らしいスタッフ、素敵なキャスト…。皆さんといっしょに撮影した時間は宝物になりました。私の母(シャーリー・マクレーン)も日本で撮影したことがあります。私がこの映画に出会えたのは、ずっと昔から決まっていた運命かもしれませんね。母にも見せたいです。真悠ちゃんとは素晴らしい友達になりました。思い出もたくさんできました。いっしょにこれからプロモーション、がんばりましょ!(笑)」
初めての映画出演ですね。
■高橋真悠:「撮影は一ヵ月間だったんですが、最初は「長いなあ」と思いました。でも、終わってみればあっという間でした。サチさんやみんなと過ごせて楽しかった。サチさんは本当のおばあちゃんのようです。」
役作りのポイントは?
■木村:「細かい動きなどは監督の演出におまかせしてたので、ロケ現場の清里へ行く車の中では何も考えずに、矢沢永吉とか聴きながら行きました。映画の中では、少女にとって “邪魔なおっさん”として出てくるんですが、いやらしい部分を見せようとするわけでもなく、楽しい雰囲気でやってました。サチさんみたいなおばあちゃん、いたらええなーと思いますね。こんなおばあちゃんがいるんだったら、「一ヵ月もかからんと、三日くらいで更生しなさい」と(主人公のまいに)言いたくなりますね(笑)。」
ロケ現場はいかがでしたか?
■高橋克実:「おばあちゃんの住む家が、台本に書かれている通りに出来ていたのにびっくりしました。畑とか庭もきちんとあって、そこに住みたくなりましたね。それに、驚いたのは音です。木の揺れる音、風の音、人が生活するにもいろんな音がでます。映画を観ていても、まさにそこにいるような感覚でした。」
現場に行かれてどんな印象を持ちましたか?
■手嶌:「素敵なセットで、ここで演技ができるキャストの方々を羨ましく思いました。歌のレコーディング前に台本を読ませていただき、「優しいなあ」という感想を持ったので、それを大切にしました。」
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『西の魔女が死んだ』
配給:アスミック・エース エンタテインメント
公開:2008年6月
劇場:恵比寿ガーデンシネマ、シネスイッチ銀座ほか全国にて
■あらすじ
中学生になったばかりのまい(高橋真悠)は、学校へ行くのが嫌になり、ママ(りょう)の提案でおばあちゃん(サチ・パーカー)のもとでひと夏を過ごすことになる。おばあちゃんの暮らしは自給自足。野菜やハーブを育て、昔ながらの知恵を活かしながらの生活は、まいにとって新鮮に感じられた。そんな大自然の中の暮らしは、やがてまいの心にも変化を起こさせる。
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プロフィール
『西の魔女が死んだ』完成披露舞台挨拶サチ・パーカー
1956年9月1日生まれ、ロサンジェルス出身。母は女優のシャーリー・マクレーン。12歳まで日本で暮らす。スチュワーデスから女優に転身して、『バート・レイノルズのスティック』(85)で映画デビュー。以後、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)『ペギー・スーの結婚』(86)などに出演している。