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『バンテージ・ポイント』マシュー・フォックス インタビュー

2008.02.21

“撮影時にキレた!?”「ロスト」でブレイク! マシュー・フォックス インタビュー
出席者:マシュー・フォックス
『バンテージ・ポイント』マシュー・フォックス インタビュー
スペインのサラマンカで開催されたテロ撲滅の国際サミットで、アメリカ大統領が狙撃された。狙撃の瞬間を目撃したのは、国籍、職業、性別、すべてが異なる8人。彼らそれぞれの視点から事件が描かれ、やがて驚愕の真実へとたどり着く『バンテージ・ポイント』。大統領の暗殺を真横で目撃することになるシークレットサービスを演じたのは、テレビシリーズ「LOST」のリーダー的存在ジャックを演じたマシュー・フォックス。撮影時のエピソード、作品のポイントなどを聞きました。


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今回シークレットサービスを演じていますが、何か特別な役作りをされたのでしょうか?
■マッシュー・フォックス(以下、マシュー)「シークレットサービスの方々は、職業柄あまり多くを語ってくれませんが、現場には常にコンサルタントの方々がついてくれました。我々が質問すれば何でも答えてくれましたし、シークレットサービスとしての行動に間違いがないか、チェックしてくれました」
終盤に物凄いカーチェイス・シーンがありますが、撮影はかなり大変だったのではないでしょうか?
■マシュー「実はちょっとフラストレーションが溜まる撮影だったんです。メキシコシティにあるグリーンスクリーンのスタジオで撮影をしたのですが(作品の舞台設定はスペイン)、グリーンスクリーンが一面しかありませんでした。ですから角度が変る度に、いちいち車を動かす必要がありました。また、車を揺らすのも機械ではなく、スタッフでした。そして、撮影しながら、監督が“こういうシーンだから、こういうリアクションをして”と説明してくれるのですが、本当にこれで良いものが撮れるのか疑問に思い、ちょっと監督と口論になる時もありました。でも良かったと言ってもらえたので、安心しました」
グリーンスクリーンでの撮影だったなんて、全く気が付きませんでしたし、最近のカーチェイスの中でも、出色の出来でした。
■マシュー「車内にいる俳優のシーンは、グリーンスクリーンで撮影したのですが、勿論、別のユニットが屋外でカーチェイス・シーンを撮りました」
本作の魅力はどこにあると思いますか?
■マシュー「タイトルそのものだと思います。物事の観点。ひとつの出来事でも、見る人、見る場所が違えば、見方も変ってくる。これは人生を歩んでいくうえでも、大切なことだと思います。自分のものの見方だけで、自分が正しいとか、この人はこういう人だと判断してしまうことがあります。それは個人だけでなく、国家にも当てはまります。この作品にはそういったテーマが含まれています。私が出演を決めた理由も、そこにあります」
<マシュー・フォックス プロフィール>
1966年、米ペンシルバニア州出身。92年テレビシリーズ「Freshman Dorm」にレギュラー出演し、デビューを果たす。93年には『My Boyfriend’s Back』(日本未公開)で映画に進出。
その後は主にテレビで活躍し、04年から始まったテレビドラマ「LOST」のリーダー的存在ジャックを演じ、日本でも注目されるようになる。
映画の次回作は『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟最新作『スピードレーサー』。
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『バンテージ・ポイント』
公開日:2008年03月 8日
劇場情報:サロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて
配給会社:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
オフィシャルサイト:http://www.sonypictures.jp/movies/vantagepoint/
取材・文:伊藤P