『最高の人生の見つけ方』ジャック・ニコルソン来日記者会見

2008.05.02

“俺の“棺桶リスト”? 大きなロマンスをもう一度体験することかな”
日時:2008年4月30日(水)
会場:六本木:グランドハイアット
登壇者:ジャック・ニコルソン
『最高の人生の見つけ方』ジャック・ニコルソン来日記者会見
来日は14年ぶり。末期ガンで余命6か月と宣告された男性二人が、死ぬ前にやりたいことを書きだした“棺桶リスト”を実現させていく感動ドラマ『最高の人生の見つけ方』に主演したジャック・ニコルソン。チャーミングなポージングや投げキッスなど、サービス精神溢れる記者会見ではチョイ悪発言を連発し、自身の人生についてユーモアたっぷりに語った。


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まずはひと言挨拶をお願いします。
ジャック・ニコルソン■ジャック・ニコルソン(以下、ジャック):「皆さま、こんにちは。日本に戻って来られて非常に嬉しく思っている。最初に来日したのは64年の東京オリンピックの時だった。日本にはとても楽しい思い出がある。東京はどんどん大きな建物が増えている印象があるが、私にとっては、優しい街だね」
出演を決めた一番のポイントは?
ジャック:「『ア・フュー・グッドメン』で仕事をしたロブ・ライナー監督とは、また一緒に撮りたいと思っていたし、モーガン・フリーマンとは、お互いがワイルドだった70年代から友人で、彼がキャスティングされていたのが決め手だった」
これから共演してみたい俳優は?そして一緒に仕事してみたい監督は?
ジャック:「素晴らしい監督たちと仕事をしてきましたので、彼らとまた映画を作りたいと思っている。俳優もたくさんいてリストは作れないけど、ショーン・ペンとは一度共演してみたいと思う。この質問はきっと誰かが考えていると思うので、訊かれる前に答えるんだが、自分にとっての“Bucket List”(棺桶リスト)について。あまり考えたことはないのだが、「大きなロマンスを、もう一度体験すること」をリストに挙げたいと思う。中東問題など、政治的なことは自分には解決できないのでね」
役に取り組むためにどう準備するのか?また、テレビの取材を受けないのはなぜ?
ジャック・ニコルソンジャック:「まず、脚本をじっくりと読みこむ。長く俳優をやっていると、すんなり役に入り込むためにはこれが肝要だ。テレビでインタビューが放送されてしまうと、観客が私のことを知りすぎてしまって、映画の仕事がやりにくくなると考えるから。本当はテレビにも出たいんだ。なぜなら、しゃべることは大好きだからね」
ジャック流の生き方を一言で。また、天国に持っていきたい映画を一本。
ジャック:「私の生き方は“その日暮らし”。その瞬間を生きている、カジュアルに生き方なんだ。女性が大好きだし、女性にもそこそこ好かれているんじゃないかな(笑)。好きな映画はたくさんあってリストは作れないなあ。黒澤監督の『蜘蛛巣城』は大好きだ」
特に面白かったシーンはどこでしょう?
ジャック:「フランスの有名なレストランでの食事は良かったなあ。(CGで合成、またはスタントのため)実際はやってないシーンもあるんでね」
これまでの“世界一のキス”はどんなキスだったのでしょう?
ジャック・ニコルソンジャック:「“So Many”(笑)」
モーガン・フリーマンとどんなディスカッションがなされたのか?
ジャック:「彼とは本当に楽しい時間を過ごせた。今回は二人によく合っている役柄だったので、撮影が速く進んだ。この映画は、生と死、人生における価値観といった非常に基本的なことを扱っているわけだが、モーガンも、ロブもそれぞれ違う意見を持っていた。だから、そのバランスをとることが大切だったし、エドワードのセリフには自分の気持ちを表しているところもあるんだ」
「最高のジャック・ニコルソンの見つけ方」を教えてください。過去の作品の中?それともプライベートの中?
ジャック:「当然、プライベートがベスト。実は記者会見でやってはいけないこととして、母親からの言い付けがあるんだ。一つは、自分を褒めること。もう一つは、比較をすること。今まで映画界でいい人間関係を築いて来られた。一緒に仕事をした人が、また自分と仕事をしたいと言ってくれる。そんな幸せな人生を」
最後にメッセージを。
ジャック:「とても刺激のある映画だ。観た後も、騙されたと思うことのない、感動できる映画だ。僕はいつも皆さんを楽しませたいと思っている」
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プロフィール
ジャック・ニコルソンジャック・ニコルソン
1937年、アメリカ、ニュージャージー州生まれ。58年、『Cry Baby Killer』で映画デビュー。69年、『イージー・ライダー』でアカデミー助演男優賞にノミネートされて注目を浴び、現在まで主演、助演賞でノミネートされること合計11回。『カッコーの巣の上で』(75)と『恋愛小説家』(97)で主演男優賞、『愛と追憶の日々』(83)で助演男優賞を受賞している。近年の作品は、『アバウト・シュミット』(02)、『恋愛適齢期』(03)、『ディパーテッド』(06)など。
『最高の人生の見つけ方』
配給: ワーナー・ブラザース映画
公開: 2008年5月10日 (土)
劇場情報: 丸の内ピカデリー2ほか全国にて
公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/bucketlist/
©2007 Warner Bros. Ent.