第18回 宝塚映画祭

2017年10月28日(土)~11月3日(金・祝)

シネ・ピピア

兵庫県

轟夕起子は、宝塚歌劇の娘役として活躍し、日本映画史上に名を残す女優ですが、50年前、49歳の若さで亡くなりました。宝塚歌劇団100周年記念で創立された「宝塚歌劇の殿堂」に100人の一人として殿堂入りもはたした轟夕起子は、昭和12年(1937)、日活映画『宮本武蔵 地の巻』(尾崎純監督)で映画デビューをはたします。歌劇団からの電撃的な引き抜きは、当時の世間を驚かせる大事件でした。昭和18年には黒澤明の監督デビュー作『姿三四郎』のヒロイン役で人気を集め、戦後はシリアスからコメディまでこなす性格俳優として活躍。晩年は「男の紋章シリーズ」で高橋英樹の母親役をつとめました。私生活では、マキノ雅弘や島耕二といった著名な映画監督と結婚したことでも知られています。

阪急電鉄や宝塚歌劇の創始者、小林一三の没後60年と重なる第18回宝塚映画祭(10/28~11/3)では、この轟夕起子(1917~1967)の生誕100年と没後50年を記念する企画をプログラムの中心に据えました。彼女の出演した作品から、『窓から飛び出せ』(新東宝、1950、監督:島耕二)、『才女気質』(日活、1959、監督:中平康)、『洲崎パラダイス赤信号』(日活、1956、監督:川島雄三)、『限りなき前進』(日活多摩川、1937、監督:内田吐夢)、『久遠の笑顔』(東宝、1942、監督:渡辺邦男)という、バラエティに富む5作を上映します。
加えて今年の映画祭では、山田五十鈴(少女時代、宝塚に住んだことがありました)の生誕100年を記念して『流れる』(東宝、1956、監督:成瀬巳喜男)。夏目漱石・生誕150年として『夏目漱石のこころ』(日活、1955、監督:市川崑)。

地元の宝塚映画製作所で撮られた作品からは、名匠・小津安二郎監督の『小早川家の秋』(1961)。仲代達矢の主演した時代劇『大菩薩峠』(1966、監督:岡本喜八)。美空ひばりと中村扇雀(現・坂田藤十郎)が共演した『恋すがた狐御殿』(1956、監督:中川信夫)、雪村いずみ・江利チエミの音楽喜劇『ロマンス祭』(1958、監督:杉江敏男)を上演します。
1980年に宝塚で実際に起こった学童誘拐事件を描いた『誘拐報道』(東映、1982 監督:伊藤俊也)も登場します。

開催概要

名称第18回 宝塚映画祭
開催日時2017年10月28日(土)~11月3日(金・祝)
開催場所シネ・ピピア
チケット前売1回券:1000円
前売3回券:2700円
当日一般:1200円
当日シニア学生:1100円
公式HPhttp://takarazukaeiga.com/
facebookhttps://www.facebook.com/tcf2000/
主催主催:宝塚映画祭実行委員会
共催:宝塚市/公益財団法人宝塚市文化財団
協賛:鹿島建設/関西居住サービス
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