vol.41『世界でいちばん長い写真』高杉真宙さん、武田梨奈さん、草野翔吾監督インタビュー

「青春したい!」

「ストロベリー・ナイト」など、幅広いジャンルの作品で人気の誉田哲也による小説「世界でいちばん長い写真」が遂に映画化。

愛知県の学校で実際にあった出来事を基に、消極的で人生の目的を持てずにいた少年・宏伸(のろぶー)がギネス記録を持つパノラマカメラと出会い、仲間を得て変わってゆく物語。

まさに、“青春”という言葉がぴったりの作品!

スクリーンの中の夏の日差しが熱い!見ているだけで肌を焦がしそう。

あのヒマワリ畑の真ん中に私も立ってみたい。

ああ、青春よ、もう一度!息子、娘くらいの年齢の高校生たちを本気で羨ましく思いました(笑)。

「台本にないクライマックス」

神取:はじめて台本を読んだときの感想は?

高杉さん:台本を読んだときに、熱を感じる、色を感じる本だなと思いました。自分の日常に見える青春とは全然違う、こういう青春を送りたかったと思いました。

神取:ご自身の青春とは違いましたか?

高杉さん:全然違いますね(笑)。自分は東京の高校で、ファミリーレストランで喋っていたのも青春だったなとは思うんですけど、この作品ははっきりと感じることのできる青春なんじゃないかな。もう僕の高校生活はこっちになってる(笑)。

武田さん:私は文化祭のような行事は盛り上げたいタイプだったので、わりと青春は味わっていたと思います。今回は高校生たちを見守る立場なので、違った青春を味わえました。人の青春なのに自分の青春にもなるんだなと、すごく新鮮な気持ちです。

神取:今回演じた温子は普段の武田さんとは違うタイプだったのでは?

武田さん:私は違うと思うんですけど、監督は「近いよ!」って(笑)。

草野監督:僕はいまだに“まんま”じゃないかなって思っちゃう。プライベートは知らないですけど、持ってるものは一緒のような気がするんですけどね。

神取:アネゴ肌?

高杉さん:それ、感じたんですけどね、現場で。でも、改めて武田さんに会うとわからなくなる。だから、隠すのが上手いんだなって(笑)。

武田さん:結構頑張りました。宏伸の従姉の役じゃないですか。どうやったら距離を縮められるんだろうって。高杉くんは本当に“この業界にこんな良い子いる?”っていうくらい好青年なんですよ。

高杉さん:いやいや。

武田さん:だからそれを崩してやりたいなって思って、会った時に、「私のこと今から“梨奈っち”って呼んで」って。

高杉さん:何日間か呼ばなかったですけどね(笑)。

武田さん:「タメ語にして!」って言っても最初は敬語だったんですけど、徐々にちょっとずつタメ語にしてくれて嬉しかったです。

草野監督:武田さんが率先してカメラが回ってないところでもそういう関係を作ろうと考えてくださったので、僕はそれを見るのが楽しかったです。高校生チームは高杉くんが中心になって関係を作ってくれました。

神取:日本福祉大学付属高校での撮影はいかがでしたか?

草野監督:リアルな生きた高校での撮影で、正解をこちらが教えてもらう感じでした。

高杉さん:かなり交流させてもらいました。制服を着させてもらって、学校で撮影させてもらったので、あの空気感を掴めたらいいなと思っていたんですけど、先生から日福生と間違われることが何度かあって(笑)。それがすごく嬉しかったです。先生用のトイレにいったら怒られるかなと思ったり(笑)。

草野監督:もともと生徒さんに協力してもらわないとクライマックスシーンが撮れなかったので、俳優チームを日福生に馴染ませるというのが僕にとっては一番の課題だったので、それがうまくいったのかなと思います。

神取:クライマックスシーンの撮影はどうやって?やはり大変でしたか?

草野監督:めちゃくちゃ大変でしたよ(笑)

全員:(笑)

高杉さん:“どうやって”ということでもなく、ストレートに撮った気がします。

草野監督:本当に皆を盛り上げたのはのろぶーだった。高杉くんが真ん中で「やりまーす!」って言って、皆が「やるぞー!」ってなったのを、僕はカメラに納めるのに必死になって撮ったという感じでした。

武田さん:のろぶーがあんなに大声を出しているところを見るのが初めてだったので、まずそれに感動しました。あと、のろぶーが急に泣き出しちゃっている姿を見て私も涙が出そうになったんですけど、いや、温っちゃんが泣くのは違うなと思って、すっごい堪えたのを覚えています。

このあと武田さんが話してくれた、写真を撮り終えたシーンで起きた“台本になかった出来事”が鳥肌が立つほど感動的だったのですが、ここでは書かないことにします!(どこか他のインタビューで出ているお話かもしれないですけど…)

草野監督:高杉くんの演技で一番のクライマックスが変わったんですよね!泣くというのがそもそも無かったし、その場の空気で日福生もアドリブで動いた!

高杉さん:(その瞬間)ビックリしました(笑)。僕もそもそも泣くつもりは無かったので。泣く予兆はあったんですけどね。「やりまーす」って言ったときや、もうこれで終わるんだと思ったときに。嬉しかったです!

武田さん:感動しました!私も高校生たちと一緒に、と思ったけど堪えました!

お三方のコメントでどんなシーンか妄想しながら映画館で確かめてください!私ももう一回みたい!

「智也もよろしく!」

その他に、私がずっと番組でご一緒していたBOYS AND MENのリーダー水野勝くんも、温子の先輩でヒマワリ畑の持ち主・智也の役で出演しています。

それこそ、勝手に息子のように思っている存在なので(笑)、贔屓目かと思われるかもしれませんか、今回の智也の役はこれまで彼が演じてきた中で一番好きです!

ボイメンのリーダーの時と同じように頼もしい。ネイティブな名古屋弁も役に合っています。

温子とともに高校生たちをあたたかく見守る智也にも注目してくださいね!

 

 

『世界でいちばん長い写真』
公開日:2018年6月23日(土)
劇場:シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国にて順次公開
配給:キャンター、スターキャット
公式サイト:http://sekachou.com/
(C)2018 映画「世界でいちばん長い写真」製作委員会

▼作品ページ
https://cinema.co.jp/title/detail?id=82589

神取恭子(かんどり きょうこ)

フリーアナウンサー、椙山女学園大学非常勤講師。愛知県西尾市出身、1977年生まれ。
現在は名古屋テレビ放送の情報番組「デルサタ」、音楽番組「BOMBER-E」にレギュラー出演。
2002年から名古屋テレビ放送(メ〜テレ)の局アナウンサーを勤め、番組「ドデスカ!」や「昼まで待てない!」などで映画監督、俳優、ハリウッドスター500人以上にインタビューを行い、舞台挨拶の経験も豊富。
他にも、報道現場でのリポートやスポーツ番組のリポーターを勤めた。
ANNアナウンサー賞 ナレーション部門受賞。
趣味は映画鑑賞(年間200本以上)、お肉を食べること(お肉検定1級)、プロレス観戦。

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