神取恭子のシネマコラム
2018年01月12日
vol.5『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ』

「やっぱりアクションは冒頭が大事!」
リュック・ベッソン原案・脚本・制作の痛快アクション。
冒頭からド派手!
戦車の使い方!
アクション好きとしては、“そう来るか~”という、このワクワクから始まる感じはたまりません♪
最近はCGで何でも表現できて、ちょっと見慣れてしまって、
驚かなくなったな~と思っている方も多いかもですね。
例えば、昨年「ブレードランナー2049」が公開されましたが、
前作が公開された1982年当時は、あの映像や世界観にすごく衝撃を受けたんだろうな~と思うと、
“リアルタイムで観たかった~”と心から思います!
(私は2049公開直前に「ブレードランナー ファイナルカット」を劇場で観ました。今観てもすごく面白かった!)
「リアルにこだわり」
この『ネイビーシールズ…』がチャレンジングなのは、
金塊を奪還するミッションの舞台となる湖底に眠る水中都市、軍事基地、戦車、戦闘機まで、全てロケセットや実機を使って撮影しているところ!
水中都市なんて完全にCGだと思って観てしまった~!
リアルさにこだわった作品だと思うと見方がひと味ふた味違いますね。
「お正月は終わりました!」
その他にもポイントはやっぱり、
鬼上司役のJ・K・シモンズ!

「セッション」の鬼教官役があまりにもハマっていて、鬼○○はすっかり彼のものですね。
でも今作では、鬼の○にも○○○。
あぶない刑事の中条静夫さん的な感じ?でしょうか笑
(若い方はわからない?)
さあ、まだまだお正月気分が抜けない方。
何も考えずにスッキリできるアクション映画で、
そろそろ動きだしてみてはいかがでしょう?
『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』
公開日:2018年1月12日(金)
劇場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて
配給:アスミック・エース
公式HP:http://renegades.asmik-ace.co.jp/
(C)2016 EUROPACORP-STUDIO BABELSBERG Credit : Reiner Bajo
▼作品ページ
https://cinema.co.jp/title/detail?id=81810

神取 恭子(かんどり きょうこ)
フリーアナウンサー、椙山女学園大学非常勤講師。愛知県西尾市出身、1977年生まれ。
現在は名古屋テレビ放送の情報番組「デルサタ」、音楽番組「BOMBER-E」にレギュラー出演。
2002年から名古屋テレビ放送(メ〜テレ)の局アナウンサーを勤め、番組「ドデスカ!」や「昼まで待てない!」などで映画監督、俳優、ハリウッドスター500人以上にインタビューを行い、舞台挨拶の経験も豊富。
他にも、報道現場でのリポートやスポーツ番組のリポーターを勤めた。
ANNアナウンサー賞 ナレーション部門受賞。
趣味は映画鑑賞(年間200本以上)、お肉を食べること(お肉検定1級)、プロレス観戦。
