『Girl's BOX ラバーズ・ハイ』長谷部優&長澤奈央 インタビュー

2008.03.19

“二人が大切にしているのは、仲間への感謝の気持ち!”
出席者:長谷部優、長澤奈央
『Girl's BOX ラバーズ・ハイ』長谷部優&長澤奈央 インタビュー
若き女性アーティストたちの魅力をライブやドラマ、バラエティなどさまざまな角度から発信してきた総合エンタテインメントプロジェクト「Girl’s BOX」。その活動が映画『Girl’s BOX ラバーズ・ハイ』へと結実。主人公・優亜を中心とした5人の女の子が輝きを求めて前進していく姿を描く、楽しく力強い作品が出来上がった。今回はその中で優亜を演じた長谷部優と、女の子たちのまとめ役・ナオミを演じた長澤奈央にインタビュー。お互いのキャラクターなどについて語ってもらった。


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この映画を制作する前提には「Girl’s BOX」というプロジェクトがありますが、お二人が初めて会ったのは、この「Girl’s BOX」がきっかけだったんでしょうか。
■長谷部:「そうですね。レコーディングの時に初めて会って。奈央ちゃんは私のことをすごく怖いコだと思ってたらしくて(笑)」
■長澤:「そうそう(笑)。今は仲良くなったんでわかるんですけど、優ちゃんはすごく人見知で、初めは構えて接されてたなぁ、と。だから最初は全然喋んなかったもんね?」
■長谷部:「奈央ちゃんもこんなに明るいコってわかんないから、なんか「あ、どーもー」「おつかれさまでーす」みたいな会話くらいしかしなくて。私は普通に「かわいいコだな」って思ってたんですけど、奈央ちゃんは私をすごく怖く思ってたみたいで」
■長澤:「なんか私だけ印象悪いじゃん!(笑) ずっと「長谷部優っていうすごい人と一緒に歌を歌えるんだ」と思っていて、「すごく緊張するし、どうしよう?!」とか思ってたら、「あ、どーもー」とか結構そっけない感じの人だったので、「あ、やっぱ長谷部さん怖いわぁ」ってなって(笑)。で、その後映画の撮影で一緒だったんですけど、その時に「この撮影中に絶対優ちゃんと仲良くなるんだ」って目標を持って現場に入ったら、全然思っていたイメージと違っていて。そこで「あ、人見知りなだけなんだ!」って気づいたんです。それからは毎日撮影で一緒だし、歌っていう共通のものがあるからどんどん仲良くなって、いつの間にか周りが驚くくらい仲良くなりました」
『GIRL'S BOX ラバーズ・ハイ』
そんなお二人の出会った「Girl’s BOX」が、映画という形に結実しました。
■長谷部:「「Girl’s BOX」ではライブをやったり、番組を持ったり、ドラマもやらせていただいたりしたんですけど、映画ってその中でも1つの集大成だし、さらに私はその主役を演じさせていただくことになってプレッシャーもあったんですけど、本当に仲のいい女の子たちが5人も集まって一緒にお芝居ができるということで、楽しみという気持ちの方が大きかったですね」
■長澤:「本当に楽しみでしようがなかったですね。映画の撮影だとクランクインしてから仲良くなる人たちはすごく多いと思うんですけど、私たち5人の場合は初めから仲がよくて、そういう私たちだからこそできる作品があると思っていたので、クランクインするのをすごく楽しみにしていました」
今回長谷部さんは優亜、長澤さんはナオミという役を演じられましたが、せっかくお二人が一緒にいるので、長澤さんから優亜を、長谷部さんからナオミを紹介してもらえますか?
■長澤:「優ちゃんの演じている優亜ちゃんは、歌手になりたくて、親の反対を押し切って田舎から出てきてしまった少女なんですけど、すごくまじめで、真っ直ぐで、曲がったことが嫌いで、歌が好きっていう本当に1本筋の通った一生懸命頑張る女の子です。で、周りのうるさい、私たちみたいな女の子にどんどん感化されていくっていう(笑)。でも「音楽が好きなんだ。歌を歌いたいんだ」っていう芯だけは絶対ぶれることがないので、それがどんどん人に伝わっていくんです」
――ということですが、長谷部さん自身から見た優亜はいかがですか?
■長谷部:「そうですね。本当に歌が好きで、真っ直ぐで、親に反対されても1人で上京するっていう、すごく勇気がある女の子だなと思いましたね。でもみんなのことを客観的に見ていたりとか、結構冷静な部分も持っていて。自分に自信のないところもあるんですけど、ステージに立って歌を歌うと全然変わっちゃう――そんな女の子ですね」
長谷部さん自身に似ている部分はありますか?
■長谷部:「似ている部分はかなりありますね。実は私と重ねてキャラクターを書いていただいたところもあるんです。「岐阜から上京してきて――」っていう設定自体が似ているし、自分に重なる部分もたくさんあったので、やりやすかったですね」
長澤さんから見て、長谷部さんと優亜を比較して重なる部分はありましたか?
■長澤:「優ちゃんなのか優亜なのかわからなくなることは多かったけど、長谷部優さんは切り替えがすごく上手な方だと思っているので、本番はお芝居に集中してバッチリ決めて、優亜の気持ちをちゃんと伝えていました。一緒にお芝居やっていてすごく勉強にもなったし、優亜のステージを見て本当に感動したりとか、魅力的なお芝居のシーンがいっぱいあったので、カッコよかったですね」
『Girl's BOX ラバーズ・ハイ』
では今度は逆に、ナオミについて長谷部さんから紹介していただけますか?
■長谷部:「もうすっごくカッコいい女の子ですね。ロックでカッコよくて、曲がったことが大嫌いで、曲がったことをやっている人がいたら殴っちゃうような勢いのある女の子なんですけど、だけど困った人を見たら放ってはおけない優しい一面もあったりとか。Girl’s BOXの中でもリーダー的な役割で、お姉さん的な部分もあるし、みんなのことを一番把握してくれている存在だなと思いました」
■長澤:「たぶん歌は好きだけど自分はプロになれないとわかっているから、ナオミは優亜とか才能のあるコを放っておけないんですよ。本気でがんばってほしいから「どうにかしてあげたい、協力してあげたい」って思っているんです。それがナオミの考えだと思いますね」
長澤さん自身に似ているところはありますか?
■長澤:「私はあんなにケンカっ早くないです(笑)。平和が一番だと思っているので、あんなにキレたりはしないですね(笑)」
でも冒頭のナオミが男性を殴るシーンは、かなりキマってましたよ?
■長澤:「そうねぇ(笑)。自分と正反対だからこそ「やりきろう!」っていうか、作ってカッコよく決まるように、強い女になれるようにと思ってやっていたので。そこは楽しかったですね」
長谷部さんからは、長澤さんとナオミの関係はどう見えますか?
■長谷部:「5人の女の子の中でも一番ギャップがあるんじゃないかなぁ。みんな本人と役が近い感じなんですけど、奈央ちゃんとナオミは一番ギャップがあるんじゃないかなと私も思っていて。普段は本当に明るくて、まぁ姉御肌というところは似ているんですけど、でもあんなに男っぽくないよねぇ。映画では中指立てたりしてたもんね?(笑)」
■長澤:「そんなことしないよねぇ(笑)」
■長谷部:「奈央ちゃんは私よりも女の子らしいっていうか、元気で、一見キャピキャピしていように見られることが多くて。男っぽい一面ももちろん持っていると思うんですけど、あそこまで表に出すことはないかな」
映画の中で印象的だったのが、やはり金魚(長谷部優・長澤奈央、嘉陽愛子によるユニット)としてのライブのシーンです。あのシーンはどういった気持ちで演じていたんですか?
■長谷部:「普段からDRMで歌手としてやっているので、素の自分としても楽しめたし、優亜ちゃんとしても金魚の3人であの場所で歌えたことがすごく嬉しくて。だから本当の自分と優亜ちゃんが交じり合った気持ちになりました。観客役も本物のファンの方にエキストラとして協力していただいたので、ノリもすごいし。自然と3人で歌えて嬉しいという気持ちが大きくなったかな」
■長澤:「これまでも長澤奈央として金魚で活動していましたけど、映画の中では“ナオミという役があっての金魚”でなければならなくて、で、ふっと気を抜いてしまうと完全に長澤奈央になってしまうので、その部分が難しかったですね。さっき優ちゃんが言ってくれたようにキャラクターが全然違うので、ちゃんとナオミを演じるように気をつけたんですけど、でも楽しくなってきちゃうとどんどん地が出ちゃって大変でしたね」
この映画では“前に進むために大切な気持ち”がテーマの1つになっていたと思います。お二人もミュージシャン、女優として前進を続けていますが、その中で大切している気持ちは何ですか?
■長谷部:「仲間と一緒に作り上げていくものなので、仲間への感謝の気持ちは大切にしているんですけど、同時に女優としても歌手としても、いろんな自分を見せていきたいという想いがあって。いろんな歌やいろんな役を表現するために、自分探しというか、普段からいろんな自分を見つけることを大切にしているかな」
■長澤:「やっぱり1つの作品を演じたり歌ったりすることは、いろんな人が協力してくれたり支えてくれたりした上でできることなので、周囲への感謝の気持ちを大切にしていますね」
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『Girl’s BOX ラバーズ・ハイ』
配給:バイオタイド
公開:2008年3月29日
劇場情報:渋谷Q-AXシネマにてレイトショーほか全国にて順次公開
公式HP:http://www.girlsboxmovie.com/
あらすじ
歌手に憧れていた優亜は、母の反対を押し切り東京でオーディションを受けた。結果は見事に合格。喜ぶ優亜だったが、後にそのオーディションが詐欺だったことが発覚する。途方にくれていた優亜は、男に絡まれているところをナオミに助けられたのをキッカケに、ライブスポット「Girl’S BOX」で働くことに。ナオミ、未来、愛、奈々ら個性的な面子に刺激を受けつつ、優亜も明るく店を盛り上げていくが……。
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人物紹介
長谷部優長谷部優
1986年、岐阜県生まれ。99年に「avex dream 2000」にて12万人の中からdream(現:DRM)のメンバーとして選出される。その後アーティストとして活躍し、05年にはソロデビューも果たす。女優としても活躍しており、映画では『痴漢男』(05年)、『バックダンサーズ』(06年)などに出演している。
長澤奈央長澤奈央
1984年、東京都生まれ。01年に「制コレ2001」で入賞。02~03年にテレビ放送された「忍風戦隊ハリケンジャー」のハリケンブルー・野乃七海役でブレイクすると、以降女優、歌手など幅広く活躍。映画では『子猫の涙』『SUPER CUB スーパーカブ』(公開中)、『どこに行くの?』(公開中)などに出演。今後も『クレーマーCase1・Case2』(4/12よりキネカ大森にて公開)、『ロックンロールダイエット』(2008年夏公開予定)が控えている。ドラマ「ケータイ捜査官7」(テレビ東京、2008年4月2日19時~放送)にも出演している。
取材・文:井上真一郎



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